2019年2月
2019年2月情報一覧です。
『不気味な物語』がダ・ヴィンチ3月号で紹介されました。
ダ・ヴィンチ3月号で『不気味な物語』が紹介されました。
「中欧幻想文学を代表する作家」
「本邦初訳の11編と代表作の鮮やかな新訳1編を収録した傑作集」

ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
ポーランド文学史上随一の恐怖小説作家ステファン・グラ
ビンスキ、死と官能が纏繞する悪夢の狂宴12篇。
装画レオナルド・ダ・ヴィンチ《受胎告知の天使のための左
手と腕の研究》/装幀コバヤシタケシ
『もし太陽が戻らなければ』が熊本日日新聞2/3付で紹介されました。
熊本日日新聞2/3付で『もし太陽が戻らなければ』が紹介されました。
評者は評論家、精神病理学者の野田正彰氏。
「永く暗い冬を高い山脈の中腹で暮らす山人の不安を描く。(中略)太陽が戻らなくなる日を
計算して死んでいく老人をめぐって、山の村人の性格、付き合いが丹念に書きこまれる」
「山を飛び立とうとして引き戻される者の狂気を、老いて死に向かうラミュの文体はよく伝え
ている」

シャルル=フェルディナン・ラミュ/佐原隆雄 訳
定価 4,320円(本体価格4,000円)
スイスの国民的大作家ラミュ名作選の第4弾。「サーカス芸人たち」「お
嬢さんたちのいた湖」「月明かりの子セルヴァンたち」「エーデルワイスを
探して」「おどけ衣装のラ・ティア」等、傑作8編を収録。
〈カメラが写した80年前の中国―京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真〉展 開催
京都大学に戦後70年あまりの間秘蔵されていた「華北交通写真」を、西日本で初めて展示いたします。
「華北交通写真」とは、戦前(1939~45年)、中国の北部・西北部一帯の交通網(列車、バス、船舶
など)を管轄していた日中合弁の華北交通株式会社による広報用ストック・フォトのことを指しています。
その数、3万5千点あまり!
戦前中国にあった日系の会社で、自社用にストックしていた写真が、これほど完璧な状態で残っている
例はほとんどありません。それほど貴重な写真群が、戦後の混乱期に、縁あって京都大学に委託され、
今日まで京都大学人文科学研究所で大切に保管されてきたのです。
この機会にぜひ、京都大学が所蔵する資料の一端について触れていただき、今後の日本と中国、そし
て周辺アジア諸国との関係に思いを馳せていただければ、と願っております。
(京都大学総合博物館 公式HPより)
〈カメラが写した80年前の中国―京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真〉展
◆期間:2019年02月13日~2019年04月14日
◆場所:京都大学総合博物館
〒606-8501
京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
TEL:075-753-3272
◆開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
◆休館日:月曜日、火曜日(平日・祝日にかかわらず)
◆観覧料:一般400円/高校・大学300円/小・中学生200円
イベント詳細ページ

貴志俊彦・白山眞理 編
定価 28,080円(本体価格26,000円)
戦後70年京大人文科学研究所に眠っていた華北交通撮影の膨大な
写真群。満鉄に並ぶ国策鉄道会社が遺した奇跡的資料を初公開!
失われた風景や貴重な風俗、鉄道や産業の克明な記録を〈写真編〉
〈論考編〉2分冊で詳細に紹介。
『カルティエ そこに集いし者』が東京・中日新聞2/10付で紹介されました。
東京・中日新聞2/10付で『カルティエ そこに集いし者』が紹介されました。
「パリのカルティエ現代美術財団が2014年に設立30周年を祝うために、ゆかりの人々の
肖像画の制作を、日本を代表するアーティストの横尾忠則に依頼」
「多彩な表現で、それぞれの個性を描き出した」

横尾忠則 画
定価 3,780円(本体価格3,500円)
パリのモンパルナスに拠点を持つ、カルティエ現代美術財団30周年記念展
に出品した、横尾忠則による、カルティエの「住人たち」119名の、万華鏡的
美神一族肖像画シリーズを、ここにコンプリート。
『JR』が各紙書評で紹介されました。
・朝日新聞2/10付
評者は作家の円城塔氏
「とにかく金が全ての資本主義社会を笑いのめしていると読むこともできるが、現代であればネット
上での有象無象のやりとりとも近く見えるのではないか」
「奇書として眺めるのもよし、誰がどこで何をしているのかを解読していくパズルとして読むもよし」
朝日新聞DIGITAL
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13887630.html?_requesturl=articles%2FDA3S13887630.html&rm=150
・西日本新聞2/9付
評者は詩人の河野聡子氏。
「下手や難解というわけではなく読みにくいのだ。にもかかわらずものすごく面白い、つまり異常な
小説である」
「しかし全体に通じる主題はわかりやすく、(中略)破天荒な形式の中にばらまかれた細部の情報
を拾うのも楽しい」
「これまでにない読書体験」

ウィリアム・ギャディス/木原善彦 訳
定価 8,640円(本体価格8,000円)
11歳の少年JRが巨大コングロマリットを立ち上げて株式市場に参入、
世界経済に大波乱を巻き起こす――!? 殊能将之熱讃の、世界文学
史上の超弩級最高傑作×爆笑必至の金融ブラックコメディがついに登場!
『原始河川』著者インタビューが北海道新聞、釧路新聞に掲載されました。
『原始河川』著者インタビューが北海道新聞、釧路新聞に掲載されました。
書籍紹介とともに、著者の二日市壮氏、藤泰人氏のインタビューが紹介されています。
・北海道新聞2/7付
「2人は「道東の豊かな自然を広く知ってもらいたい」」
「阿寒湖などの自然の成り立ちや見どころを紹介。生息する動植物を含め、四季折々の
美しい光景をカラー写真で掲載」
「2人は「それぞれの得意分野を執筆した。道東の自然を愉しむガイド本として活用して
欲しい」と話す」
・釧路新聞2/7付
「2017年の阿寒摩周国立公園への名称変更をきっかけに「地域の歴史や地形、成り立
ちなど知ってほしい」と企画」
「写真と併せて同国立公園が指定された経緯や人々が移り住んできた歴史、火山の噴
火によるカルデラ地形であることなどを解説」

二日市壮・藤泰人
定価 2,700円(本体価格2,500円)
原始の姿を残す釧路川源流部。その水源、屈斜路湖。神秘的な美しさで
知られる摩周湖を擁する北海道東部の美しい大自然を、この土地に移り
住んだ元NHK記者と写真家の二人が写真とエピソードで伝える。
『カルティエ そこに集いし者』がWEBマガジンWWDで紹介されました。
WEBマガジンWWD『カルティエ そこに集いし者』がで紹介されました。
横尾忠則氏のインタビューを中心に、多数の画像とともに紹介されています。
「横尾忠則が描いた119人の肖像画が画集に 作品にまつわる制作秘話を語る」

横尾忠則 画
定価 3,780円(本体価格3,500円)
パリのモンパルナスに拠点を持つ、カルティエ現代美術財
団30周年記念展に出品した、横尾忠則による、カルティエ
の「住人たち」119名の、万華鏡的美神一族肖像画シリー
ズを、ここにコンプリート。
『まさかの大統領』が日経ビジネス2/4号で紹介されました。
日経ビジネス2/4号で『まさかの大統領』が紹介されました。
評者は大阪大学大学院 生命機能研究科 医学系研究科教授の仲野徹氏。
「本人が強く望んで出世していったのではない。周囲の思惑や状況の中、消去法として
そうなっていっただけのことだ。副大統領に指名したルーズベルトですらトルーマン
のことをよく知らなかったというのは驚きだ」
「全く期待されずに就任した大統領ではあったが、あのチャーチルですらも素直に認めた
「判然とした「決断力」で国民の高い支持を得ながら切り抜けていく」
日経ビジネス 電子版

A・J・ベイム/河内隆弥 訳
定価 4,104円(本体価格3,800円)
不世出の大統領ルーズベルトの急死で、はからずも後任を務めたのは、
学位も資産も、州の統治経験もない、普通の人だった。そのトルーマン
が世界と人類史を激変させた4カ月を最新資料を基に明らかにする。
『日本のアール・ブリュット』が毎日新聞2/3付で紹介されました。
毎日新聞2/3付で『日本のアール・ブリュット』が紹介されました。
評者は装幀家の菊地信義氏。
「内を覆い、告知するカバーではなく」
「内から溢れるものが、それ自体を問う表面がデザインされてある」
毎日新聞HP

アール・ブリュット・コレクション 編
定価 3,780円(本体価格3,500円)
「創る」ことへの原初的衝動から生まれた、ときに美しく、ときに奇妙で
不思議な作品世界。24名の創作者による個性的な造形とつぶさに向
き合い、創作の背景に秘められたドラマとともに伝える充実の画集。
『後藤明生コレクション 4 後期』が毎日新聞2/3付で紹介されました。
毎日新聞2/3付で『後藤明生コレクション 4 後期』が紹介されました。
評者は詩人、随筆家の荒川洋治氏。
「こちらもまた大きな、新しい旅をしている気持ちになる」
「観察の道は、何もなにのに深いところに行き着いた」
毎日新聞HP

後藤明生
いとうせいこう・奥泉光・島田雅彦・渡部直己 編集委員
定価 3,240円(本体価格3,000円)
「蜂アカデミー」への報告に仮託した"蜂の博物誌"「蜂アカデミーへの報告」、
大阪の日常を幻想空間へと異化する「しんとく問答」ほか、全16作を収録。
月報=黒井千次・阿部和重・柴崎友香
『グッバイ・クリストファー・ロビン』山内玲子さん・田中美保子さん対談講演会〈3/30(土)〉
昨年秋に刊行された『グッバイ・クリストファー・ロビン』は、英国の著名な伝記作家アン・スウェイトが
『クマのプーさん』の著者A.A.ミルンについて書いた本です。世界中の読者を魅了したこの作品が、
ミルン一家に何をもたらしたのかー作品の背景にある知られざる真実を、翻訳者のお二人に語って
いただきます。
山内玲子さん・田中美保子さん対談講演会
《『クマのプーさん』の光と影 知られざる真実とは》
◆日時:2019年3月30日(土)
午後2時~3時半 ※受付は1時半から9階にて
◆会場:教文館 9階ウェンライトホール
〒104-0061 東京都中央区銀座4-5-1
TEL:03-3561-8446
◆定員:100名(大人対象/小学生以下不可・託児なし)
◆参加費:1500円 ※現金のみ・当日受付でお支払いください
☆講演会開始前に『グッバイ・クリストファー・ロビン』をお買い上げの方は、参加費が500円引きになります。
☆講演会終了後にサイン会が予定されています。
サインをご希望の方は当日ナルニア国にて書籍をお買い求めください。
[お申し込み方法]
参加ご希望の方はお電話かメールでナルニア国ご連絡ください。定員に達した時点で受付を終了します。
1.申込み電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後8時) ※1コール1名様のみ
2.申込みメールアドレス:narnia@kyobunkwan.co.jp
件名:「山内玲子さん&田中美保子さん対談講演会参加希望」
本文:参加者のお名前・電話番号 ※参加者ご本人からのメールのみ可/1メールにつき1名のみ
☆ご希望の方は本の予約も承ります。メールにお書き添えください。
イベント詳細ページ

アン・スウェイト/山内玲子・田中美保子 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
プーやその仲間の無邪気な世界とあまりに対照的な影と真実。それ
を知ることで、プーやロビンの魔法の森の安らぎと輝きは増し、いっ
そう愛おしくなる。人間の幸福の真実を映し出す名著、待望の翻訳!
『不気味な物語』が朝日新聞DIGITAL「好書好日」で紹介されました。
朝日新聞DIGITAL「好書好日」で『不気味な物語』が紹介されました。
評者は怪奇幻想ライター朝宮運河氏。
「主人公が落ちこんでゆく異常心理と、取り憑かれたような語り口のすさまじさは、まさにグラビンスキの
独壇場」
「ちなみに私がグラビンスキの諸作から連想するのは、ほぼ同時期に活躍した日本の探偵作家・夢野久
作。一人称の熱っぽい語り口、分身や影といったテーマへのこだわり、運命論的な世界観。いくつもの
共通点が浮かぶ」
朝日新聞DIGITAL「好書好日」

ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
ポーランド文学史上随一の恐怖小説作家ステファン・グラビンスキ、
死と官能が纏繞する悪夢の狂宴12篇。装画レオナルド・ダ・ヴィンチ
《受胎告知の天使のための左手と腕の研究》/装幀コバヤシタケシ
『JR』重版決定記念 Twitter限定プレゼントキャンペーン
ウィリアム・ギャディス『JR』重版決定記念Twitter限定プレゼントキャンペーン
ウィリアム・ギャディス『JR』(木原善彦訳)の重版決定を記念し、Twitterで特製マネークリップが
90名様に当たるキャンペーンを行います。
【プレゼント内容】オリジナルマネークリップ
【応募方法】
1. 国書刊行会のアカウント(@KokushoKankokai)をフォローする。
Follow @KokushoKankokai2. お手元の『JR』を写真撮影。
3. ①『JR』の写真と②ハッシュタグ「#ギャディス祭り」とともに、③作品の感想やお気に入りの場面・
登場人物など、『JR』について好きな内容をツイート。
【応募期間】
2019年2月1日(金)12:00~2月28日(木)23:59
【注意事項】
※複数のご投稿も歓迎ですが、ご応募は1つのアカウントにつき1回と見なします。
※当選者の方にはTwitterのダイレクトメッセージにて、発送についてのご案内をお送りいたします。
※ご投稿はRTさせていただく場合がございますので、何とぞご了承下さい。
【対象書籍】
『JR』 ウィリアム・ギャディス/木原善彦 訳
【第27回全米図書賞受賞作】
11歳の少年JRが巨大コングロマリットを立ち上げて株式市場に参入、界経済に大波乱を巻き起こす!?
爆笑必至の金融ブラックコメディであり、『ユリシーズ』『百年の孤独』重力の虹』に比肩する世界文学の最高傑作がついに邦訳!!!
サイズ:縦210mm×横148mm×幅60mm、
重さ約1.2kg
このキャンペーンでしか手に入らない、大変貴重なアイテムです。
ギャディスファンの皆様、奮ってご応募下さい!
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