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2020年9月情報一覧です。

2020/09/30

映画『羅生門』展 開催中〈~12/6(日)〉

撮影現場、宣伝公開から映画祭受賞、世界への影響まで――日本映画史上の傑作を徹底解剖!

1950年8月26日に劇場公開された映画『羅生門』は、国内では大ヒットにはならなかったものの、監督
黒澤明の芸術的な野心が認められ、1951年9月にヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞、さらに
1952年3月に米国アカデミー賞名誉賞を受けることで国際的な評価を確立し、黒澤の、ひいては日本
映画の水準の高さを世界に知らしめ、戦後復興のひとつの象徴にもなりました。
『羅生門』は、黒澤の卓越した演出力だけでなく、それまでの日本映画の作り方を革新した数々のスタッ
フワークに支えられています。この展覧会では、世界初展示の品も含めてこうした名スタッフの功績の
実際をデジタル展示も用いて紹介するほか、それぞれくっきりした人物像を創造した三船敏郎・京マチ
子・森雅之・志村喬といった名優にも注目、さらにはヴェネチアでの受賞をめぐる当時の資料やこの映
画が世界に与えた影響についても触れます。(国立映画アーカイブHPより)

※国書刊行会より本展図録を刊行。

〈公開70周年記念 映画『羅生門』展〉
◆会期:2020年9月12日(土)~12月6日(日)
◆会場:国立映画アーカイブ  展示室
    〒104-0031東京都中央区京橋 3-7-6
     ・東京メトロ銀座線京橋駅出口1より徒歩1分
     ・都営地下鉄浅草線宝町駅出口A4より徒歩1分
     ・東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅出口7より徒歩5分
     ・JR東京駅八重洲南口より徒歩10分   
◆開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)
◆観覧料:一般250円/大学生130円
      シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は1名まで)、
                      国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
      ※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。

展覧会詳細ページ

【巡回予定】2021年2月6日(土)~3月14日(日) 京都府京都文化博物館 総合展示室

【関連上映】〈生誕100年 映画俳優 三船敏郎〉
◆会期:2020年10月2日(金)~10月22日(木)
    
上映企画 「生誕100年 映画俳優 三船敏郎」で『羅生門』を上映します。

『羅生門』[デジタル復元版](88分・35mm・白黒)
 ・10月3日(土)11:00
 ・10月22日(木)12:30

生誕100年 映画俳優 三船敏郎


☆10月13日会場先行発売/以降、全国書店にて取り扱い
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国立映画アーカイブ・映像産業振興機構 監修
定価 2,640円(本体価格2,400円)
1950年8月26日の劇場公開以降、日本映画の水準の高さを世界に
知らしめた傑作『羅生門』。 企画から撮影、宣伝公開、世界展
開にいたるまで色褪せることのないその魅力を多角的に徹底解剖。

2020/09/29

『ウィトゲンシュタインの愛人』『ラスト・ストーリーズ』がミステリマガジン11月号で紹介されました。

ミステリマガジン11月号で『ウィトゲンシュタインの愛人』『ラスト・ストーリーズ』が紹介されました。
いずれも評者は書評家の若林踏氏。

「「語ること」の本質を探り出すのが本作のテーマ」
「断片を拾っていくような感覚で読む小説」
「終盤にはミステリの興趣も織り込まれている」
(『ウィトゲンシュタインの愛人』)

「日常に潜む、ちょっとした屈折を描いていて印象深い」
「「ミセス・クラスソープ」は、三つの異なる語りが混在し、最後にその繋がりが判明するという、紛れ
 もないミステリの趣向を持った一篇」
(『ラスト・ストーリーズ』)


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デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。


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ウィリアム・トレヴァー/栩木伸明 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
トレヴァー、最後にして最高の完成度を誇る短篇集。一人の男を愛し
た幼馴染の女二人が再会する「カフェ・ダライアで」、ストーカー話が被
害者と加害者の立場から巧みに描かれる「世間話」など全10篇収録。


2020/09/29

『金城次郎壺屋時代作品集』が沖縄タイムス9/25付で紹介されました。

沖縄タイムス9/25付で『金城次郎壺屋時代作品集』が紹介されました。

評者は日本民藝館学芸部の月森俊文氏。
「親しみのある器、しかしその圧倒的な美しさに驚かれるだろう」
「本書が示す見識の高さにも注意を促したい。(中略)多種多様な焼物の魅力が私たちの眼をとらえ続けるが、
 添えられた最小限のキャプションは直に観ることを妨げず、巻末の論考と解説へ自然に誘うのだ」
「今回の出版は、次郎の陶器に惹かれていた多くの読者、殊に作り手にとって福音であろう」


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金城次郎 作/久髙民藝店 監修/松井健 解説/大屋孝雄 写真
定価 4,180円(本体価格3,800円)
沖縄初の人間国宝として、民藝の美をたゆまぬ仕事のなかで実現した
陶工・金城次郎。濱田庄司や河井寛次郎にも激賞された彼の初期作品
を、窯出しのたびに出向いて直接入手した稀代のコレクションで紹介。

2020/09/28

『蓑虫放浪』関連トークイベント〈10/4(日)〉

いままでに無かった縄文時代をテーマにしたフリーペーパーの発行や「縄文力で生き残れ 縄文
意識高い系ビジネスパーソンの華麗なる狩猟採集的仕事術100」や「縄文人に相談だ」の著書が
話題の編集長・望月昭秀さん率いる「縄文ZINE」さんがイベントを開催します!!

前半は「縄文ZINE」の皆さんに、変わった土器の紹介やわけのわかんない縄文時代の魅力を斜
めな視点でたっぷりとお話しいただきます!
そして、後半は雑誌「Discover Japan」に連載を持つ望月さんと写真家・田附勝さんにご出演
いただき、幕末明治の放浪の絵師、蓑虫山人の半生についてお話しいただきます!!

僕たちの遠い遠い遠~い先祖が野山を駆け回っていたあの時代に思いを馳せにきませんか?!
(東京カルチャーカルチャーHPより)


※本イベントはリアルとオンライン同時の同時開催となります。


〈縄文ZINEナイト~秋の縄文&蓑虫山人 四方山話し大収穫祭‼〉
[出演]
 望月昭秀(「縄文ZINE」編集長)
 野口伸一
 福田康史
 田附勝(写真家)
◆日時:2020年10月4日(日)
  OPEN17:30/START18:00/END20:00予定
     〒150-0002東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti SHIBUYA4階 
◆参加費:リアルチケット代 2,500円(税込/指定席/別途入場時にドリンク代600円必要)
      有料配信チケット代 1,800円
     ※中止の場合以外の前売チケット購入後のキャンセル、払い戻しは一切お受けできません。
      必ずご確認ご了承の上、お買い求め下さい。
◆予約方法:リアルチケット→https://peatix.com/event/1634439/

イベント詳細ページ


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望月昭秀/田附勝 写真
定価 2,860円(本体価格2,600円)
幕末から明治期にかけて南は九州から北は青森まで全国を放浪した
絵師、蓑虫山人。絵と書を好み、のちに縄文時代の考古遺物の発掘
まで手がけた、なにものにもとらわれない風狂の人の足跡をたどる。

2020/09/28

『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』乗代雄介氏の寄稿が週刊はてなブログに掲載されました。

週刊はてなブログに『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』の著者乗代雄介氏による寄稿が掲載
されました。本書の元となったブログについての思い出を綴られています。

週刊はてなブログ
〈「ブログ更新のため」に生きるとは?
 一人きりで15年以上書き続けたブログが書籍化されるまで|作家・乗代雄介〉


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乗代雄介
定価 3,630円(本体価格3,300円)
現代日本文学の新星、乗代雄介が15年以上にわたって書き継いだ
ブログを著者自選・全面改稿のうえ書籍化。創作66編、長編エッセイ
「ワインディング・ノート」に書き下ろし小説『虫麻呂雑記』を併録。

2020/09/25

『ウィトゲンシュタインの愛人』がフィガロジャポン11月号で紹介されました。

フィガロジャポン11月号で『ウィトゲンシュタインの愛人』紹介されました。

評者は文筆家の佐久間裕美子氏。
「人類消滅前の記憶と、ひとりで旅をした記憶が交錯しながら展開する物語のリズムと、
  その隙間に混じるさまざまな土地やミュージアム、古典的なストーリーについてのトリ
  ビア情報のおもしろさ」
「自分は何に取り憑かれて、旅を続け、文章を書いてきたのだろうか。自分がケイトだっ
  たら誰もいない世界を旅しただろうか」


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デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。

2020/09/24

「新しいマヤの文学」が東北大学大学院国際文化研究科の広報誌『GLOBE』№33に掲載されました。

東北大学大学院国際文化研究科の広報誌『GLOBE』№33「最近の著作から」コーナーに
本シリーズの編訳者の吉田栄人氏による紹介文が掲載されました。

東北大学大学院国際文化研究科の広報誌『GLOBE』No.33号(該当14枚目)



9784336065650.jpg『女であるだけで』 
ソル・ケー・モオ
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後にあったのは、
おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住民女性の夫殺しと恩赦を法廷
劇的に描いた、《世界文学》志向の新しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。


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ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。


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イサアク・エサウ・カリージョ・カン、アナ・パトリシア・マルティネス・フチン
定価 2,640円(本体価格2,400円)
薄幸な少女フロールが、不思議な女・小夜とともに父探しの旅に出る夢幻的作品
「夜の舞」と、死んだ女たちの霊魂が語る苦難に満ちた宿命と生活をペーソスとともに
寓話的に描く「解毒草」の2連作中編を収録した、マジックリアリズム的マヤ幻想小説集。

2020/09/23

note更新〈【ウルトラ弩級の宗教系大古典の全訳、ついに刊行!】『原典完訳 アヴェスタ』を刊行します〉

noteを更新いたしました。

にわかに話題沸騰の『原典完訳 アヴェスタ』。
そもそも「アヴェスタ」とは、「ゾロアスター教」とは何か?
「Fate/Grand Order」からフレディ・マーキュリーに松本清張まで、
幅広く影響を与えてきた驚異の大古典について担当編集者が解説いたします。

note〈【ウルトラ弩級の宗教系大古典の全訳、ついに刊行!】『原典完訳 アヴェスタ』を刊行します〉


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野田恵剛 訳
定価 9,680円(本体価格8,800円)
紀元前1000年頃、ゾロアスターが西アジアで創始し、ユダヤ教、キリスト教、
イスラム教、仏教に多大な影響を与えた世界最古の創唱宗教ゾロアスター教。
その根本テキストが、生きた言葉でよみがえる!


2020/09/23

『ウィトゲンシュタインの愛人』が産経新聞9/20付で紹介されました。

産経新聞9/20付で『ウィトゲンシュタインの愛人』が紹介されました。

評者は歌人の川野里子氏。
「言語の限界が世界の限界である」
「言葉によって語り得ないその空白に不思議なリアリティーが生まれ、あらためて言葉とは何かと問いかける」

THE SANKEI NEWS


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デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。

2020/09/17

『ウィトゲンシュタインの愛人』が読売新聞9/14付で紹介されました。

読売新聞9/14付夕刊で『ウィトゲンシュタインの愛人』が紹介されました。

評者は東京大学准教授の武田将明氏。
「有史以来人は出来事を記録し続け、そこから文学も生じた。『ウィトゲンシュタインの愛人』はそんな文学の終焉を描く」
「歴史が終わった世界でも、人が拠り所にするのは記憶である」


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デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。

2020/09/16

『ダフォディルの花』刊行記念、訳し下ろし〈折本〉公開!!

『ダフォディルの花 ケネス・モリス幻想小説集』の刊行を記念して、
訳者の館野浩美さんが訳し下ろした本書未収録の2篇を読める折本を公開いたしました。

下記よりダウンロードして、楽しく簡単に手作りできます。
本書とともに、ぜひ皆様お楽しみください。


【 みんなで作ろう手のひらモリス 】

*タイトルをクリックするとPDFが開きます。プリンタの拡大・縮小設定で「原寸」を指定して印刷してください。


『アイリス』.jpg

『山の詩人』.jpg


作り方.jpg






image.jpg


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ケネス・モリス/館野浩美・中野善夫 訳
定価 4,180円(本体価格3,800円)
ル゠グウィンがトールキンやエディスンと並べ、名文家として名を
挙げた、ケルトの魔法を歌う詩人にして神智学者である作家、ケネス・
モリス。ダンセイニよりも神秘主義的と評されるその幻想小説を百年
の時を経て集成した本邦初の単行本。

2020/09/15

『言葉の守り人』が各誌で紹介されました。

・ナンクロメイト 10月号
 評者は文藝評論家、書評家の牧眞司氏。
 「マヤ文化の息吹と、著者自身の少年時代の経験が、人間と自然と精霊とが同居する豊かなファ
     ンタジイに結実している」
 「ここに描かれるのは、大地の生命と結びついた想像力である。それは迷信として斥けられる
     ものではく、自由に生きるための知恵につながる」

・まいにちスペイン語 10月号
 「神話の森を舞台にした呪術的ファンタジー」
 「読み進めるにつれ、主人公の認識的成長とともにマヤの世界観や人生哲学が本の中に広がる」


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ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/吉田栄人 訳
エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。

2020/09/14

【期間延長!11/9まで】『トンネル』刊行記念 Twitter限定特製クリアファイルプレゼントキャンペーン

ベルンハルト・ケラーマン『トンネル』の刊行を記念して、速水螺旋人氏による装画を使用した
クリアファイルを、Twitter限定で50名様にプレゼントいたします。
ここでしか手に入らないオリジナルファイルですので、ふるってご応募ください。

トンネル_クリアファイル.jpg













【応募方法】
ご希望の方は、お手持ちの書籍『トンネル』の写真に、
ご感想や気に入った作品等任意の内容を添えて、
twitter上でハッシュタグ「#トンネル_ケラーマン」をつけてツイートしてください。

【応募〆切】2020年11月9日(月)
※11月3日更新

※応募tweetはお1人様1回、当選の連絡後1週間以内にご連絡がない場合は当選が無効となりますので
 ご了承ください。
※当選者には、追って当選のご連絡とプレゼント発送に関するご案内をDMにていたしますので、
 応募の際は弊社Twitterのフォローもあわせてよろしくお願いいたします。


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ベルンハルト・ケラーマン/秦豊吉 訳
定価 3,850円(本体価格3,500円)
手塚治虫、筒井康隆両氏が激賞するドイツSFの嚆矢!大西洋を24時間
で結ぶ超特急の夢を追う、人類史上かつてないプロジェクト。手塚治
虫氏をして、初期長篇マンガ『地底国の怪人』を描かせた幻の翻訳書!

2020/09/11

note更新〈『アラバスターの手』Twitterキャンペーンのお知らせ......または「城を買った出版社の話」〉

noteを更新いたしました。

『アラバスターの手』刊行記念twitterキャンペーンの重ねての告知と、本書にまつわるとっておきの裏話を紹介。
解説の紀田順一郎氏からお聞きした夢のあるエピソードをお楽しみください。

note〈『アラバスターの手』刊行記念・Twitter限定プレゼントキャンペーンのお知らせ
......または「城を買った出版社の話」〉


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A・N・L・マンビー/羽田詩津子 訳/紀田順一郎 解説
定価 2,970円(本体価格2,700円)
少年を誘う不気味な古書店主、呪われた聖書台の因果、年代物の時禱書に
隠された秘密、ジョン・ディーの魔術書の怪......ケンブリッジ大学図書館フェロー、
英国書誌学会長を務めた作家マンビーによる、全14篇の比類なき書物愛に
満ちた異色の古書怪談集!



2020/09/11

『アラバスターの手』刊行記念 Twitter限定特製ブックカバープレゼントキャンペーン

『アラバスターの手 マンビー古書怪談集』の刊行を記念して、原書デザインを再現した
「特製ブックカバー」を、Twitter限定で100名様にプレゼントいたします。

munby cover2.jpg  munby cover.jpg
用紙:ブンペル ソイル 四六判Y目<95kg>

1949年刊のDobson社版The Alabaster Handの貴重な原書を、本書解説の紀田順一郎氏よりお借りし、
原書の雰囲気に限りなく近い形で再現。邦訳版『アラバスターの手』への掛け替え可能になるよう、
デザインを調整しました。本キャンペーンでしか手に入らない貴重なものです。


【応募方法】
ご希望の方は、お手持ちの『アラバスターの手』の写真に、
ご感想や気に入った作品等任意の内容を添えて、
twitter上でハッシュタグ「#アラバスターの手」をつけてツイートしてください。

【応募〆切】2020年10月19日(月)

※応募tweetはお1人様1回、当選の連絡後1週間以内にご連絡がない場合は当選が無効となりますのでご了承ください。
※当選者には、追って当選のご連絡とプレゼント発送に関するご案内をDMにていたしますので、
 応募の際は弊社Twitterのフォローもあわせてよろしくお願いいたします。


9784336070340.jpg
A・N・L・マンビー/羽田詩津子 訳/紀田順一郎 解説
定価 2,970円(本体価格2,700円)
少年を誘う不気味な古書店主、呪われた聖書台の因果、年代物の時禱書に
隠された秘密、ジョン・ディーの魔術書の怪......ケンブリッジ大学図書館フェロー、
英国書誌学会長を務めた作家マンビーによる、全14篇の比類なき書物愛に
満ちた異色の古書怪談集!




2020/09/11

『縄文時代にタトゥーはあったのか』トークイベント〈10/6(火)〉

身体改造の最前線を追い続けるケロッピー前田が、タトゥーアーティストの大島托とともに
取り組んできた、縄文時代のタトゥー復興プロジェクト「縄文族 JOMON TRIBE」。その活動
の集大成といえる著書『縄文時代にタトゥーはあったのか』も好評を得ている。今年の夏、新
潟県津南町の地域博物館「なじょもん」での展覧会「森の聲―Papua×Jomon×Art」に縄文
タトゥー作品を出展、本物の縄文土器との共演も果たした。
今回のトークでは、2020年最新報告会として、「なじょもん」での展覧会や「火焔型土器の
ニ」である新潟の縄文リサーチの成果、さらには世界のタトゥーカルチャーの動向や「縄文族
JOMON TRIBE」の今後の活動について報告する。
ゲストには、縄文探求ユニット「縄と矢じり」の草刈朋子さんと廣川慶明さんを迎え、縄文遺跡
を訪ねる魅力についても語り合う。
「縄文タトゥー」は、日本から世界に発信する新しいカルチャーである。トーク形式でその全
を総覧する。このチャンスを見逃すな!(阿佐ヶ谷ロフトHPより)

※本イベントはリアルとオンライン同時の同時開催となります。


〈『縄文時代にタトゥーはあったのか』トークイベント
 2020年最新報告会「火焔型土器のクニ」新潟編〉

[出演]
ケロッピー前田(身体改造ジャーナリスト
辻陽介(HagaZine
草刈朋子(縄と矢じり
廣川慶明(縄と矢じり

◆日時:10月6日(火)19:00~
            配信時間19:00~22:00
            東京都杉並区阿佐谷南1丁目36−16 B1  
◆料金:現場チケット¥2,500
            視聴チケット¥2,000
◆購入方法:現場チケットはこちら→http://ptix.at/JMgYdf
                   視聴チケットはこちら→https://twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/25134(視聴期限: 2020年10月20日 まで)

イベント詳細ページ


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ケロッピー前田/大島托 縄文タトゥー作品
定価 2,640円(本体価格2,400円)
土器や土偶にえがかれた線、円、点、螺旋といった我々を魅了する
幾何学的な文様。これがもしも太古の人体にきざまれていたとしたら――。
太古に失われたタトゥー文化から現代を照射する壮大な試み。

2020/09/09

note更新〈【刊行記念】本棚に咲く一輪のよろこび『ダフォディルの花』訳者対談〉

noteを更新いたしました。

9月下旬刊行予定『ダフォディルの花』の訳者館野浩美氏、中野善夫氏お二人のオンライン対談
を掲載。翻訳のきっかけや著者ケネス・モリスについて詳しく紹介くださっています。
嬉しいお知らせもありますので、是非最後までご覧ください。

note〈【刊行記念】人間よりも本が好き? 寡黙な二人がオンラインでおそるおそる対談!?
本棚に咲く一輪のよろこび『ダフォディルの花』訳者対談


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ケネス・モリス/館野浩美・中野善夫 訳
定価 4,180円(本体価格3,800円)
ル゠グウィンがトールキンやエディスンと並べ、名文家として名を
挙げた、ケルトの魔法を歌う詩人にして神智学者である作家、ケネス・
モリス。ダンセイニよりも神秘主義的と評されるその幻想小説を百年
の時を経て集成した本邦初の単行本。

2020/09/07

『怪異の表象空間』が図書新聞9/12付で紹介されました。

図書新聞9/12付で『怪異の表象空間』が紹介されました。

評者は東洋大学非常勤講師の廣田龍平氏。
「本書の読書体験は、禍々しさの渦に巻き込まれていくことと等価である」
「章に挟まれたコラムは、当代随一の読み手による珍書・奇書の紹介であり、読んでいて愉しい」


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一柳廣孝 著
定価 3,960円(本体価格3,600円)
日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の怪談の流行から
1970年代のオカルトブーム、そして現代のポップカルチャーまで、怪異が
紡いできた日本の文化表象を多角的視座から探究する。


2020/09/04

『ウィトゲンシュタインの愛人』が各紙で紹介されました。

・8/22西日本新聞、北日本新聞
・8/23高知新聞
・8/29福島民友
・8/30佐賀新聞、南日本新聞

評者は書評家の江南亜美子氏。
「読み心地や、脳内に沸き起こるイメージの鮮烈さにより、ぐんぐん読み進めたくなる作品」
「記憶を共有したり誤りを正したりする他者がいない世界で、論理的思考やさらには言葉自体
  の必要性を、彼女は自問自答するかのよう」
「孤独を主題とする小説は古今東西、あまたあった。本作はその系譜にあって、「本物の不安」
  について書くことへの執着を、驚くべき形式を用いて表した稀有な小説」


9784336066572.jpg
デイヴィッド・マークソン/木原善彦 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
地上最後の一人の女性が、海辺の家で暮らしながら、終末世界の
「非日常的な日常」をタイプライターで書き綴る......息をのむほど
美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。推薦=柴田元幸・若島正。

2020/09/04

『言葉の守り人』が各紙で紹介されました。

・中日・東京新聞8/16付
 評者は作家の山本賢藏氏。
 「瑞々しい語り口が読者の五感を開き、詩的な森の冒険へと誘ってくれる」
 「祖父の言葉を通し、スペイン人に世征服後、苦渋の歴史を経た先住民の誇りと、太古からの
   叡智が、今を生き延びる知恵として蘇る」

・山形新聞8/9付
 評者は共同通信記者の鈴木沙巴良氏。
 「アニミズム的な色彩が強くにじみでていて、独特の魅力がある」
 「言葉は平易ながら、五感に訴える豊かな描写が印象に残る」
 「今を生きる「言葉の守り人」が、過去から引き継がれてきたマヤの「お話」を、近代的な文学の形式
   で語りなおした記録と読むことができる。どのように世界観を語り継ぐかの試みでもあるだろう」


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ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ/吉田栄人 訳
エンリケ・トラルバ 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
「ぼく」は《言葉の守り人》になるために、おじいさんとともに夜の森へ修行に出か
ける。不思議な鳥たちとの邂逅、精霊の召喚儀式、蛇神の夢と幻影の試練......
神話の森を舞台に少年の通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。

2020/09/04

『金城次郎壺屋時代作品集』が各紙で紹介されました。

8/22福島民友
8/23岩手日報
8/30佐賀新聞、神戸新聞、山形新聞

「多彩な模様を付けるための、あらゆる伝統的な技法を習得したという作家ならではの、
  多様な作風がうかがえる」
「民芸運動の提唱者の一人、浜田庄司が感嘆したという無作為な魅力があふれている」


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金城次郎 作/久髙民藝店 監修/松井健 解説/大屋孝雄 写真
定価 4,180円(本体価格3,800円)
沖縄初の人間国宝として、民藝の美をたゆまぬ仕事のなかで実現した
陶工・金城次郎。濱田庄司や河井寛次郎にも激賞された彼の初期作品
を、窯出しのたびに出向いて直接入手した稀代のコレクションで紹介。

2020/09/03

note更新〈【刊行記念・期間限定一部公開!】『トンネル』識名章喜さん解説(部分)〉

noteを更新いたしました。

ベルンハルト・ケラーマン『トンネル』の刊行を記念して、本書巻末収録の識名章喜さんによる解説を
期間限定部分公開いたします。また、担当編集による本書刊行のきっかけや装幀についての裏話も
追記されています。
『トンネル』とはいったどのような物語なのか。来週の発売前に是非ご一読ください。

note〈【刊行記念・期間限定一部公開!】『トンネル』識名章喜さん解説(部分)〉
https://note.com/kokushokankokai/n/ne2503e5286fb 【2020年10月30日まで】


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ベルンハルト・ケラーマン/秦豊吉 訳
定価 3,850円(本体価格3,500円)
手塚治虫、筒井康隆両氏が激賞するドイツSFの嚆矢! 大西洋を24時間で
結ぶ超特急の夢を追う、人類史上かつてないプロジェクト。手塚治虫氏をして、
初期長篇マンガ『地底国の怪人』を描かせた幻の翻訳書!

2020/09/03

『金城次郎壺屋時代作品集』が沖縄タイムス8/19付で紹介されました。

沖縄タイムス8/19付で『金城次郎壺屋時代作品集』が紹介されました。
「沖縄で初めて人間国宝に認定された金城次郎さんが、那覇市壺屋に窯を開いていた時期の
 作品の写真200点余りを収録」
「素朴ながら、形がしっかりとして、紋様がぴったりとおさまっている」

沖縄タイムスプラス


9784336063182.jpg
金城次郎 作/久髙民藝店 監修/松井健 解説/大屋孝雄 写真
定価 4,180円(本体価格3,800円)
沖縄初の人間国宝として、民藝の美をたゆまぬ仕事のなかで実現した
陶工・金城次郎。濱田庄司や河井寛次郎にも激賞された彼の初期作品
を、窯出しのたびに出向いて直接入手した稀代のコレクションで紹介。

2020/09/02

『アラバスターの手』『怪異の表象空間』『ジャーゲン』『蝶を飼う男』が「幻想と怪奇 3」で紹介されました。

「幻想と怪奇 3」で『アラバスターの手』はじめ、多数紹介されました。

『アラバスターの手』(評者・木犀あこ/作家)
「魅惑的な英国怪談そのものであるが、その語り口が実に「うまい」のだ」
「伝統的なモチーフをこうも斬新に、恐ろしく見せられるものなのかという驚き」

『怪異の表象空間』(評者・植草昌実/翻訳者)
「怪異は今も、メディアに乗って拡散し、サブカルチャーに根付いて、気づけばすぐ傍らにいるものになっている」
「怪異に向ける目は自然に現実を踏まえ、私たち自身に向けられる」

『ジャーゲン』(評者・shigeyuki/書評家)
「いつかは読んでおかなければと思う小説」
「描き出された荒唐無稽な世界が、醒めることによってその陰影をさらに濃くする幻想物語こそ忘れ難い」

『蝶を飼う男』(評者・石倉康司/作家、書評・映画評論家)
「本書は幻想を描く小説ではなく、幻想に囚われた男の物語」
「驚いたのは巻末に膨大な量の注釈。この時代の文化や社会的背景について事細かに記されたそれらは、
 幻想文学をより深く楽しむ一助になること間違いないだろう」


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A・N・L・マンビー/羽田詩津子 訳/紀田順一郎 解説
定価 2,970円(本体価格2,700円)
少年を誘う不気味な古書店主、呪われた聖書台の因果、年代物の
時禱書に隠された秘密、ジョン・ディーの魔術書の怪......ケンブリッ
ジ大学図書館フェロー、英国書誌学会長を務めた作家マンビーに
よる、全14篇の比類なき書物愛に満ちた異色の古書怪談集!

9784336065773.jpg『怪異の表象空間 メディア・オカルト・サブカルチャー』
一柳廣孝
定価 3,960円(本体価格3,600円)
日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の
怪談の流行から1970年代のオカルトブーム、そして現代の
ポップカルチャーまで、怪異が紡いできた日本の文化表象
を多角的視座から探究する。


9784336065407.jpg『ジャーゲン』〈マニュエル伝〉
J.B.キャベル/中野善夫 訳 
定価 3,960円(本体価格3,600円)
行き掛かりに哀れな悪魔を助けた質屋ジャーゲン。返礼にと消された
うるさい妻を仕方なく取り戻す旅に出る。奇想天外な異世界を一流の
口八丁と権謀術数を武器に快進する、愛と冒険の喜劇的ロマンス。


9784336061034.jpg『蝶を飼う男 シャルル・バルバラ幻想作品集』
シャルル・バルバラ/亀谷乃里 訳 
定価 2,970円(本体価格2,700円)
親友ボードレールにエドガー・ポーと音楽の世界を教えた影の男、
シャルル・バルバラ。《知られざる鬼才》による、哲学的思考と音楽
的文体、科学的着想、幻想的題材が重奏をなす全5篇の物語。 




2020/09/01

『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』がクイック・ジャパンvol.151で紹介されました。

クイック・ジャパンvol.151で『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』が紹介されました。

評者は物書きの僕のマリ氏。
「奇想天外などというありふれた言葉で済ます気はさらさらないが、とにかく一篇一篇のストーリーがぶっ飛びすぎている」
「気楽に読めるが気は抜けない」
「笑いの渦に巻き込んだあと、急に訪れたしずけさに呆然とさせられて、手品みたいに一瞬で過ぎ去る」


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乗代雄介
定価 3,630円(本体価格3,300円)
現代日本文学の新星、乗代雄介が15年以上にわたって書き継いだ
ブログを著者自選・全面改稿のうえ書籍化。創作66編、長編エッセイ
「ワインディング・ノート」に書き下ろし小説『虫麻呂雑記』を併録。

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