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2023年1月情報一覧です。

2023/01/25

「図書新聞」にて『光の思想家 ルドルフ・シュタイナー』書評掲載

2023年2月4日付「図書新聞」にて『光の思想家 ルドルフ・シュタイナー』の書評掲載。

評者は井藤元さん(東京理科大学教授)です。

「著者は建築学を専攻していた学生時代、シュタイナーの建築作品「ゲーテアヌム」に出会い、衝撃を受けたという。本書もまた美しい建築作品のように、各章が見事に配置され、体系的に構築されている。本書は、手探りで(時に迷路に迷い込みながら)アントロポゾフィーを学んでいる者の行く道を照らし、確かな地図を与えてくれるはずだ」

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「おお人間よ、お前自身を認識せよ」――ゲーテ研究者、哲学者、神秘学者、精神科学者、劇作家、画家、彫刻家、建築家、社会思想家、教育者、医者、農学者......そのいずれでもあり、いずれでもない、ルネサンス的"万能の人"シュタイナー。彼が生涯を通じて人々に伝えようとしたことは何だったのか。多角的視座からのアプローチによって、多方面にわたって展開したその思想の内実と真の意図、現代と未来のすべての人々に向けて示された「自我の秘蹟」の意味を明らかにする。

2023/01/25

ハヤカワミステリマガジンに『Gストリング殺人事件』の書評掲載

「ハヤカワミステリマガジン」3月号に『Gストリング殺人事件』(〈奇想天外の本棚〉第2回配本)の書評が掲載されております。

評者は新保博久さん。

「実作者はクレイグ・ライスというのが "定説" になってきたものの、近年はやはりジプシー・ローズ・リー自身の執筆説が有力で、この新訳版の前説に登場している酔眼俊一郎氏の考証が現在、最も信頼できるものだろう」

『Gストリング殺人事件』(ジプシー・ローズ・リー/柿沼瑛子 訳/酔眼俊一郎 解説/山口雅也 製作総指揮)
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一癖も二癖もある人間が出入りし、生々しい人間関係が渦を巻く猥雑を極めたバーレスクの世界を舞台に繰り広げられる、アメリカン・バーレスクの伝説的スターによる異色のミステリ、ここに開幕! クレイグ・ライス代作説を徹底究明した前説だけでもミステリ・ファンはMUSTの一冊。

2023/01/23

読売新聞に『長距離漫画家の孤独』書評掲載

1月22日付読売新聞書評欄に『長距離漫画家の孤独』(通常版)の書評が掲載されました。

評者は辛島デイヴィッドさん(作家・早稲田大学准教授)。

「著者がチェーホフやマンローなどの短編小説の名手たちと比べられるのも納得させられる」
「日常の一場面を切り取る力も高く、ザ・ニューヨーカー誌の表紙なども多く手がけている著者は、村上春樹の『IQ84』の抜粋が同誌に掲載された際にも挿絵を巻かされた」


『長距離漫画家の孤独』通常版(エイドリアン・トミネ 著/長澤あかね 訳)
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『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』で知られる
アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による早すぎる自叙伝、登場!

「2001年から20年以上、ずっと注目してきた作家は、
今やグラフィック・ノヴェルの押しも押されもせぬ巨匠となった。
それなのにこの謙虚さ、慎ましさ、笑ってしまうほどの卑屈さ!
年を経ても変わらぬこの作家のエモさの正体が見えた気がした。」
                   江口寿史(漫画家・イラストレーター)

2023/01/12

年末年始の新聞記事・書評『定本 夢野久作全集』『会津の風光』『パラディーソ』『ジャイナ教聖典選』『装飾の夢と転生』『陽だまりの果て』

昨年末から今月上旬にかけて、各紙誌に記事、書評などがさまざま掲載されております。


●「朝日新聞」12月28日「考える」欄に、記者田中ゑれ奈さん執筆で「定本 夢野久作全集」完結にあたって弊社担当編集に取材した記事が掲載されました。
記事内では、「精神病患者や障害者、路上生活者といった社会的弱者を多く描いた久作は、多様性を重視する今の時代にこそ面白い作家。この全集を新たな始まりとして、多くの読者に届けたい」という弊社編集の言葉が紹介されています。

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全小説をはじめ、童話・エッセイ・短歌・評論・ルポルタージュ・アンケート・初期作品・異稿などを網羅的に収める。 第1~5巻の小説は、編年体の編集を採用。 旧全集の約1.5倍を収める、複雑多彩な大宇宙の全貌を集大成する決定版




●「日本経済新聞」12月29日付には『会津の風光』(竹島善一 著)の紹介記事。
「著者のまなざしは、記録者として、ただそこに存在したさりげない一瞬を真っすぐに捉えている」

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懐かしい昭和時代、東北・会津地方の暮らしと風景。一枚一枚の写真が在りし日を映し、添えられた含蓄に富んだ短い文と呼応して、著者の哀惜の思いがひしひしと伝わる写真集。





●「週刊読書人」1月6日付には山畑倫志さん(北海道大学講師)による『ジャイナ教聖典選』の書評が。
「本書の発刊は、イスラーム教などの他宗教の研究のみならず、南アジアの説話や文学、科学史など隣接分野の研究にも大いに益することにつながると思われる」

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古代インドで仏教と同時期同地域で誕生し、初期仏典において祖師はニガンタ・ナータプッタとされ、主な教義と死亡記事が伝わる。アルダマーガディー語原典から訳された本書により最初期の姿がここに蘇る。




●「毎日新聞」1月7日付書評欄に『パラディーソ』(ホセ・レサマ=リマ/旦敬介訳)について若島正さん(京都大学名誉教授)が詳細な紹介をされております。
「難物として噂され、」ようやく翻訳が出た『パラディーソ』を、実際に読んでみればどうか。これは生半可なことが言えない小説である。ひとつだけ確実に言えるのは、わたしたちがこれまでに読んだことがある、どんな小説にも似ていないということだ」

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革命前のキューバ社会を舞台に、五世代にわたる一族の歴史を、豊穣な詩的イメージとことばの遊戯を駆使して陰影深く彩り豊かに描いた、ラテンアメリカ文学不滅の金字塔にして伝説的巨篇、ついに邦訳!




●「週刊読書人」1月13日号には、『装飾の夢と転生 世紀転換期ヨーロッパのアール・ヌーヴォー』(第1巻)の書評を秋丸知貴さん(上智大学特別研究員)にいただきました。
「各論者の記述は非常に手堅く学問的に信頼できるが、美意識や詩的叙情性に事欠いていないことも特筆される」

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19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパ各地で展開されたアール・ヌーヴォーなどの装飾芸術の動向を、つくり手とパトロン、援助者、メディア、同時代文学との関係からとらえ直した論考集。





●『陽だまりの果て』(大濱普美子 著)について、書評や紹介が相次いでいます。
「新潮」2月号では、豊﨑由美さん(書評家)が「まずは表題作から読んで、目を剝いた。「すぅごぉいぃぃぃっ!」声に出さずに絶叫した。こんな素晴らしい小説を書く作家を知らないまま、よくもこの数年いけしゃあしゃあと生きていたなとすら思った」。
「小説推理」2月号では、東雅夫さんが「今年のベスト・ブック2022」の第3位に。
「「老い」をテーマに「言葉」のみで紡がれてゆく異世界の驚くべき姿よ」
「三田文学」2月号では、桐本千春さんが2ページにわたる紹介。収録作中、「鼎ヶ淵」について以下のように印象を書いておられます。
「兄弟で手を握り合って水面を渡ろうとするラストシーンの美しさと恐ろしさに、息を呑む」

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【第50回泉鏡花文学賞受賞!】
〈ないことないこと〉が書き連ねられた物語、この世の裏側に窪んだどこにもない場所。魅惑に溢れた異世界へ――
時空や他己の隔たりを超えて紡がれる、懐古と眩惑に彩られた幻想譚6篇を収録。


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