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  3. 2017年1月

2017年1月情報一覧です。

2017/01/30

『ファン・ゴッホの生涯』が読書人1/27付で紹介されました。

読書人1/27付で『ファン・ゴッホの生涯』が紹介されました。

評者はブリヂストン美術館学芸課長の新畑泰秀氏。
「完成までに実に十年を要したという。その内容は、ゴッホの生涯を追うのみならず、
  画家を取り巻く時代・社会・人間関係・環境と、幅広く、包括的に調査・分析した
  膨大な情報に溢れている」
「その時々の人間関係の機微を穿ち、各々の人物の微妙な心理を読み解いている。
 (中略)それはあたかもわれわれを、小説を読んでいる気にさせる」


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スティーヴン・ネイフ/グレゴリー・ホワイト・スミス 著
松田和也 訳
上・定価 6,264円(本体価格5,800円)
下・定価 5,940円(本体価格5,500円)
あまたの伝説にいろどられた画家フィンセント・ファン・ゴッホの生涯を、
圧倒的な精密さと感動的な筆致で巨細にわたり描き出した、ピューリッツァー
賞受賞コンビによるゴッホ伝の記念碑的決定版! 図版約200点収録。

2017/01/30

『HERE』がTV Bros2017年1月28日号で紹介されました。

TV Bros2017年1月28日号で『HERE』が紹介されました。

評者は書評家の豊崎由美氏。
「眩暈を起こすほど長い月日が、この1冊の中には詰めこまれているんです。
 (中略)かけはなれた時間につながりをもたせる斬新な仕掛けが、
  マーヴェラスにしてアメージング!」
「20年に1作といっても過言ではない労作にして傑作」


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リチャード・マグワイア/大久保譲 訳 
定価 4,320円(本体価格4,000円)
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、
この空間で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、
究極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の
書がついに登場! 


2017/01/27

『鳥の巣』が毎日新聞1/25付夕刊で紹介されました。

毎日新聞1/25付夕刊で『鳥の巣』が紹介されました。

評者は作家・翻訳家の松田青子氏氏。
「切実さにユーモアが加味された筆致がたまらない」
「青春小説の趣すらあり、物語の度量の大きさにしびれた」


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シャーリイ・ジャクスン/北川依子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
私のなかで、4人の私のバトルが始まる―― 人間心理の奥底に
ある不安感と恐怖と狂気を巧みにえぐり出す 『丘の屋敷』『ずっと
お城で暮らしてる』の 〈孤高の異色作家〉による、古典にして究極
の多重人格小説がついに登場!

2017/01/26

『鳥の巣』がフィガロ3月号で紹介されました。

フィガロ3月号で『鳥の巣』が紹介されました。

「いまになって再評価されているのは、日常に潜む悪意を描くことを得意としたからだろう」
「日常が揺らぐ瞬間を、不穏な筆致で描ききった傑作長編」


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シャーリイ・ジャクスン/北川依子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
私のなかで、4人の私のバトルが始まる―― 人間心理の奥底にある
不安感と恐怖と狂気を巧みにえぐり出す 『丘の屋敷』『ずっとお城で暮
らしてる』の 〈孤高の異色作家〉による、古典にして究極の多重人格小
説がついに登場!

2017/01/23

『HERE』が1/22付朝日新聞&読売新聞で紹介されました。

1/22付朝日新聞、読売新聞で『HERE』紹介されました。

・朝日新聞
 評者は作家の円城塔氏。
 「本書を、もっと早くに知らなかったのは不覚である。一瞬でも早く見ていれば、
   そのぶん、余計に惑うことなく人生をより楽しめたはず」
 「とにかくページをめくり続けるだけで圧倒されて、解釈などは二の次となる。」
 「人生の見方を変えてしまう種類の稀な本」

 朝日新聞DIGITAL


・読売新聞
 評者は作家、翻訳家の旦敬介氏
 「現代の「グラフィック・ノベル」のひとつの先端を示すのがこの本」
 「ひとつの家族の物語にとどまらず、征服以前からの米国の風景と社会の
   変容の物語でもある」
 「ゆっくりとページを往復する新しい読書体験」


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リチャード・マグワイア/大久保譲 訳 
定価 4,320円(本体価格4,000円)
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、この空間
で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、究極のグラフィック・
ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書がついに登場! 

2017/01/23

『エラリー・クイーン 推理の芸術』が毎日新聞1/22付で紹介されました。

毎日新聞1/22付で『エラリー・クイーン 推理の芸術』が紹介されました。

評者は英文学者、翻訳家の若島正氏。
 「今回出たエラリー・クイーンの評伝は、そうした伝記ブームの流れの中でも、いわば真打ちあるいは名探偵の登場
   に等しい」
 「クイーンに関わる作品のすべてを、しばしば問題になるクイーン名義の代作も含めて、網羅してくわしく論じている
   ところだ。それは、クイーンの作品を心から愛し、ダネイに小説作法の指導を受けたこともある、著者ならではの愛情
   のしるし」
 「犯罪小説全盛の現在のアメリカでは、クイーンの探偵小説はすっかり姿を消して忘れ去られている。日本のミステリ
   愛読者には信じがたい事実だが、忘れられた作家をよみがえらせる評伝ほど、意義深いものはないはずだ」

毎日新聞WEB


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フランシス・M・ネヴィンズ/飯城勇三 訳 
定価 3,888円(本体価格3,600円)
本格ミステリの最高峰、エラリー・クイーン評伝の決定版。デビューから晩年まで
全作品を解説しながら多彩な活動を辿り、合作の内幕、代作問題の真相、知られ
ざる横顔まで新事実満載。詳細な書誌・邦訳リスト付き。図版多数。


2017/01/23

『ぼくのミステリ・クロニクル』が読売新聞1/22付で紹介されました。

読売新聞1/22付で『ぼくのミステリ・クロニクル』が紹介されました。

評者は書肆荒蝦夷の土方正志氏。
 「同じ時代を読者として過ごした私には、とにかく楽しい本である」
 「この本も戸川さんが編んだのか、あの本には作者には翻訳者にはこんなエピソードがあったのかと、
  読み進めながらあれやこれやと本棚からお久しぶりの本たちを引っ張り出したりもして、ちょっとした
  時間旅行を楽しませてもらった」
 「根っからのミステリ好きだけでなく「これからミステリを読んでみようか」と、そんな読者にも手に取って
   いただきたい一冊」


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戸川安宣/空犬太郎 編 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、編集者と
して数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引した稀代の名伯
楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。

2017/01/23

〈後藤明生コレクション〉が西日本新聞1/20付で紹介されました。

西日本新聞1/20付で〈後藤明生コレクション〉が紹介されました。

〈後藤明生コレクション〉の編集委員である、いとうせいこう氏のインタビューを中心とした記事になっています。
 「今回のコレクションでは、その「後期」(第4巻)を担当し16編を選んだ。中でも、作家と蜂との戦いの記録が
   ファーブル昆虫記、新聞記事などへと脱線していく「蜂アカデミーへの報告」を薦める。「『挟み撃ち』をより
   ポップにした作品で出色の後藤節。」」
 「後藤さんの持っている刀はすごみのある真剣に見えない。木刀でも振り回しているのかと思うけど、よくよく
   太刀さばきを見ると普通の作家じゃできない。(中略)後藤作品に触れていない若い人たちには影響ある」
 「『小説っておもしろくて、自由なんだよ。気楽にやれ』『普通の小説を書くなよ』といってくれている気がする。」


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藤明生コレクション 全5巻〉 ※現在2巻まで刊行中
事物や人間の関係性へと思索をめぐらし、鋭敏な批評眼とユーモラスな
姿勢を貫いた作家、後藤明生。 その粒ぞろいの作品の中から後藤と縁
の深い編集委員たちによる選りすぐりの作品を集大成。 
「内向の世代」の旗手による、今こそ読まれるべき珠玉の作品群。



 

2017/01/23

【参加店舗追加】『ハワード・ホークス映画読本』『ヒッチコック映画読本』刊行記念 両方購入で図書カードプレゼントフェア

山田宏一の最新刊『ハワード・ホークス映画読本』『ヒッチコック映画読本』の     ↓目印のフェアオリジナル帯&ハガキ
映画フェアオビ.jpg
刊行を記念して、図書カードプレゼントフェアを開催いたします。
フェア参加書店で特注フェア帯付きの両書籍を購入、帯の応募券を版社あてに
お送りいただいたお客様に、もれなく図書カード500円分をプレゼントいたします。
映画ファンは是非この機会をお見逃しなく!

【応募方法】                                 
合同フェアはがき_3048_201611.jpg
書刊行会『ハワード・ホークス映画読本』、平凡社『ヒッチコック映画読本』  
それぞれのフェア帯についている応募券を一枚ずつ切り取り、応募ハガキに
貼付の上お送りください。(切手不要)
◎帯付きであれば、期間内にどの参加書店で購入しても応募可能です。

【応募締切】
 2017年2月28日消印有効


【対象書籍】
四六変型版・約280頁 2,000円+税        四六変型版・約300頁 2,500円+税
「サスペンスの巨匠」のすべて。          米国娯楽映画の巨匠への愛溢れる
著者畢生の決定版。                   本邦初のホークス読本。   


【参加店舗一覧】 ※店舗は逐次追加予定
◆北海道
 MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店
◆宮城県
  丸善 仙台アエル店   
◆栃木県
 喜久屋書店 宇都宮店
◆東京都
 丸善 丸の内本店
 書泉グランデ
 東京堂書店 神田神保町店
 三省堂書店 神保町本店
 ブックファースト 銀座コア店
 八重洲ブックセンター 本店
 青山ブックセンター 六本木店
 HMV&BOOKS TOKYO
 ブックファースト 渋谷文化村通り店
   MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
 ブックファースト 新宿店
 紀伊國屋書店 新宿本店
 ジュンク堂書店 池袋本店
 三省堂書店 池袋本店
 ジュンク堂書店 吉祥寺店
 paper wall nonowa国立店
 オリオン書房 ノルテ店
 オリオン書房 ルミネ立川店
   青山ブックセンター 本店 
◆神奈川県
 紀伊國屋書店 横浜店 ※New
 ジュンク堂書店 藤沢店
◆千葉県
 丸善 津田沼店
◆埼玉県
 紀伊國屋書店 さいたま新都心店
 BookDepot書楽
◆新潟県
  紀伊國屋書店 新潟店
◆長野県
 MARUZEN 松本店
◆石川県
 うつのみや 金沢香林坊店
◆愛知県
 ジュンク堂書店 名古屋店
 ジュンク堂書店 ロフト名古屋店
 カルコス 小牧店
 ちくさ正文館書店
◆大阪府
 喜久屋書店 阿倍野店 
 MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 
 ジュンク堂書店 大阪本店
 ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店
 ジュンク堂書店 難波店
◆京都府
 ジュンク堂書店 京都店
 大垣書店 イオンモールKYOTO店
 MARUZEN 京都本店
◆兵庫県
 ジュンク堂書店 三宮店
 ジュンク堂書店 芦屋店
◆広島県
 MARUZEN 広島店
 フタバ図書 MEGA祇園中筋店
◆香川県
 紀伊國屋書店 丸亀店
◆福岡県
 ジュンク堂書店 福岡店
◆鹿児島県
 ジュンク堂書店 鹿児島店
◆沖縄県
 ジュンク堂書店 那覇店

2017/01/19

『HERE』がイラストレーション3月号で紹介されました。

イラストレーション3月号で『HERE』が紹介されました。

「ミュージシャンでもあるマグワイア氏は「ある場面ではストーリーがゆっくり流れたり、
  別の場面ではドラマチックに展開していくの音楽的な構成を取り入れたから」と語る。」
「大きな出来事をささやかに、ちいさな出来事を大きく表現することをルールにしていた
  と言うマグワイア氏。「世界の終わりの状況を描いたりしない。テーブルからグラスが
  落ちるような、些細なことだけれど自分にとって大事なこと。それを大きく描いているのです」


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リチャード・マグワイア/大久保譲 訳 
定価 4,320円(本体価格4,000円)
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、この
空間で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、究極のグラ
フィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書がついに登場! 

2017/01/19

『HERE』が月刊Comicレックス2月号「バーナード嬢曰く。」の中で取り上げられました。

月刊Comicレックス連載中、読書家の"バーナード嬢"とその友人達が図書室で繰り広げる
"名著礼賛ギャグ"マンガ「バーナード嬢曰く。」2月号掲載の中で、『HERE』が紹介されました。



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リチャード・マグワイア/大久保譲 訳 
定価 4,320円(本体価格4,000円)
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、この
空間で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、究極のグラ
フィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書がついに登場! 

2017/01/19

【1/19表彰式開催】 『新・国史大年表』が第13回新聞社学芸文化賞特別賞を受賞いたしました。

『新・国史大年表』が出版梓会第13回新聞社学芸文化賞特別賞を受賞いたしました。

新聞社学芸文化賞特別賞......出版社を対象に顕彰する賞。優れた出版活動を行っている出版社を
激励することを目的としています。また第20回を記念して新たに創設した<新聞社学芸文化賞>は、
主要新聞社・通信社の文化部長で構成した選考委員会が選考にあたっています。 

出版梓会公式HP

産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/170125/lif1701250011-n1.html



『新・国史大年表』全巻書影.jpg
従来の年表の概念を超えた圧倒的記述と情報量。政治経済はもとより、
社会・文化のあらゆる分野を網羅した、全く新しいたて組の日本史年表。
「このようなトータルな年表は出版史上初というべく、さらには日置氏のよ
うな年表づくり一筋に半生を捧げた専門家にのみ、はじめて可能な業績
といえる」(紀田順一郎)ルビや語句の説明豊富。各巻末には充実した事
項・人名索引(各7000項目)付。

2017/01/17

『鳥の巣』がGINZA2月号で紹介されました。

GINZA2月号で『鳥の巣』が紹介されました。

評者は書評家の豊崎由美氏。
「解離性同一性障害と呼ばれる多重人格障害もの」
「『24人のビリー・ミリガン』が世界的ベストセラーになる27年も前で、いわば、このジャンルの
  先駆的小説。しかも、取り上げたのが早かっただけではなく、描き方がまた、今なお新しい
  といっても過言ではない」
「基本、不謹慎なくらいユーモラス」


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シャーリイ・ジャクスン/北川依子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
私のなかで、4人の私のバトルが始まる―― 人間心理の奥底にある不安感
と恐怖と狂気を巧みにえぐり出す 『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』の
 〈孤高の異色作家〉による、古典にして究極の多重人格小説がついに登場!

2017/01/16

『ようこそアラブヘ』が日本経済新聞1/15付で紹介されました。

日本経済新聞1/15付で『ようこそアラブヘ』が紹介されました。

「仲間と遊びほうける息子を説教し、お化粧やソーシャルメディアにのめり込む娘を叱り、
  駄々をこねる老人に手を焼く。そうしたUAEの日常生活を主婦の目線で紹介する」
「臨機応変な対応能力が非常に高いことなど、実感に基づくアラブ社会の描写が読ませる」


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ハムダなおこ 著
定価 1,944円(本体価格1,800円)
大臣も国家元首も母親にだけは逆らえない!? 
世界最強なのは母親か !
人間世界は元から不平等と知って育ったら、運命に処する勇気はこれだけ違う。
現代アラブ人が愉快で不可思議なのはこういう理由だったのだ ! 

2017/01/16

〈後藤明生コレクション〉が産経新聞1/15付で紹介されました。

産経新聞1/15付で〈後藤明生コレクション〉が紹介されました。

「いとうせいこう、奥泉光、島田雅彦、渡部直己の4氏が編集委員を務め、鋭い批評性と
  ユーモアを備えた作品群を紹介」
「第1回配本の『前期I』は、雑誌出版界にうごめく人間の複雑な関係性をユーモラスかつ
  軽妙な筆致で描いた「関係」をはじめ初期の秀作8編を収録している。今月刊の『前期II』
  には代表作『挟み撃ち』など7作を収める。」

産経ニュース



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後藤明生 著
いとうせいこう/奥泉光/島田雅彦/渡部直己 編集委員 
定価 3,240円(本体価格3,000円)
雑誌業界に蠢く人間の錯綜する関係を描いた「関係」、笑い、笑われ
る非情な関係の中で織りなされる悲喜劇の内に、自らの存在証明を
見出す人間を描いた「笑い地獄」他、初期秀作8篇を収録。
月報=蓮實重彦・福永信・滝口悠生

2017/01/13

『タロットの宇宙』『アレハンドロ・ホドロフスキー/マスターコレクション』特設ページを公開いたしました。

『タロットの宇宙』『アレハンドロ・ホドロフスキー/マスターコレクション』の刊行を記念して
特設ページ《『タロットの宇宙』特装版555部限定の秘密》公開いたしました。

装幀などにまつわる製作時トリビアが満載です。
是非、ご覧ください。

特設ページ《『タロットの宇宙』特装版555部限定の秘密》

2017/01/13

『天界の眼』がダ・ヴィンチ2月号で紹介されました。

ダ・ヴィンチ2月号で『天界の眼』が紹介されました。

評者は声優、文筆家の池澤春菜氏。
「意地悪でユーモアたっぷりのほら話。」
「ヴァンスを愛してやまない出版社と編集者と翻訳者の思い入れがぎゅっと詰まった、
  まさにトレジャリー(宝庫)」
「一気読み必至」



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〈ジャック・ヴァンス・トレジャリー 2〉
ジャック・ヴァンス/中村融 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
快男児キューゲルのゆくところ、火のないところに煙が立つ! 
行く先々で大騒動を巻き起こす、自称切れ者キューゲルの奇想天外・荒唐
無稽なる大冒険を描く至福のピカレスク&コミック・ファンタジーここに見参。

2017/01/11

『後藤明生コレクション1 前期Ⅰ』が北海道新聞1/8付で紹介されました。

北海道新聞1/8付で『後藤明生コレクション1 前期Ⅰ』が紹介されました。

評者は小説家の佐川光晴氏。
「歿後17年が過ぎた今もなお、多くの作家に影響を及ぼし続けている稀有な存在」
「27、28歳で後藤の小説に出会った時、これで自分を見失わずに生きていけると思った」
「本コレクションは閉塞に向かおうとする世界にリアルな風穴を開けるにちがいない」

どうしんWEB



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後藤明生
いとうせいこう・奥泉光・島田雅彦・渡部直己 編集委員 
定価 3,240円(本体価格3,000円)
雑誌業界に蠢く人間の錯綜する関係を描いた「関係」、笑い、
笑われる非情な関係の中で織りなされる悲喜劇の内に、自らの
存在証明を見出す人間を描いた「笑い地獄」他、初期秀作8篇
を収録。月報=蓮實重彦・福永信・滝口悠生


2017/01/11

『ぼくのミステリ・クロニクル』が文藝春秋2月号で紹介されました。

文藝春秋2月号で『ぼくのミステリ・クロニクル』が紹介されました。

評者はライターの佐久間文子氏。
 「「読む人」から「つくる人」になり「売る人」にもなった編集者の一代記」
 「東京創元社入社は1970年。二度の倒産を経たあとで、同社が総合出版社から翻訳
   ミステリへと重心を移す時期に重なり、内側から見た変貌のようすが興味深い」
 「とりわけ印象深いのが、戸川さんが企画した「鮎川哲也と十三の謎」。北村薫、有栖
   川有栖、宮部みゆきらの単行本デビューとなった伝説のシリーズだ。(中略)営業を
   悩ます思い切った試みだからこそ、新しい才能は生まれたのだろう。」


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戸川安宣/空犬太郎 編 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、
編集者として数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽
引した稀代の名伯楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。


2017/01/10

吉祥寺Booksルーエにて写真集『なつかしの昭和時代』のパネル展開催中!

吉祥寺Booksルーエにて写真集『なつかしの昭和時代』刊行記念パネル展を開催中です。
著者は吉祥寺の老舗写真館らかんスタジオの鈴木育男さん。
パネルは実際にらかんスタジオから提供いただいた写真で作成しています。
吉祥寺周辺の情景を写しとったものは特に必見です。      
natsukashi_ruhe.JPG
是非、お立ち寄りください。

◆期間:開催中~2017年2月28日
◆場所:BOOKSルーエ 階段フェアコーナー
     〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-3
     TEL 0422-22-5677

 【フェア詳細ページ(BOOKSルーエ)】


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鈴木育男 著 
定価 4,536円(本体価格4,200円)
昭和の残照写真集:嫁入り風景、赤帽、輪タク、進駐軍、Xアベニュー、
上野、浅草、裏街横丁、東北の冬、日常断章。戦後を生きる庶民の息づ
かいと「笑顔とぬくもりのある世情」は今では見ることができない。  

2017/01/10

『狂気の巡礼』が朝日新聞1/8付で紹介されました。

朝日新聞1/8付で『狂気の巡礼』が紹介されました。

評者は劇作家・演出家の宮沢章夫氏。
「小説がもたらす魅力、あるいは小説的な怖さの大きな要素の一つに、「描写」があるだろう。
  グラビンスキもまた、(中略)こうした描写、そして文体の不穏さで読む者を奇妙な世界に引き入れる」
「実体のないものを小説にする術に長けた作家の一人」
「私が心地よいと感じたのは、文体から匂いが漂ってくるからだ。爽やかな香りではない。「領域」に
  ずっと漂う陰鬱な気配も匂いに通じるが、だからこそより小説の求心力になる。そのことが魅力だ」


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ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
日常に侵された脳髄を搔きくすぐる、名状しがたい幻視と惑乱。
冥境から降り来たる歪形の奇想。ありふれた想像を凌駕する超
越的感覚と神経症的筆致で描く14の短篇。類なき怪奇幻想小説、
待望の邦訳。


2017/01/10

『ぼくのミステリ・クロニクル』が日経新聞1/8付で紹介されました。

日経新聞1/8付で『ぼくのミステリ・クロニクル』が紹介されました。

「ミステリーで知られる東京創元社に編集者として北村薫や宮部みゆきら、多くの作家を育てた
  著者の話」
「後に「新本格」と呼ばれるミステリーの一大ブームが日本に起きる流れをエピソードでたどる」
「浮かび上がるのはミステリー界の動きだけではない。(中略)今に通じる出版界の変遷もみて
  とれる」


9784336058966.jpg
戸川安宣/空犬太郎 編 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、
編集者として数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引
した稀代の名伯楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。

2017/01/10

『鳥の巣』が読売新聞1/8付で紹介されました。

読売新聞1/8付で『鳥の巣』が紹介されました。

評者は出版社「荒蝦夷」代表の土方正志氏。
「なんともその全貌が捉えにくい作家だったのだが、本作を含む未訳作品の紹介であっとおどろきなるほど
  と納得した」
「不安定な宙吊りに、人間存在の不思議さ不確かさにまで思い至り、物語から目が離せない」
「ミステリなのかホラーなのか、もはや作家ジャクスンの唯一無二としかいいようのない世界がそこにある」


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シャーリイ・ジャクスン/北川依子 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
私のなかで、4人の私のバトルが始まる―― 人間心理の奥底にある不安感
と恐怖と狂気を巧みにえぐり出す 『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』の
 〈孤高の異色作家〉による、古典にして究極の多重人格小説がついに登場!


2017/01/05

『HERE』がシュプール2月号で紹介されました。

シュプール2月号で『HERE』が紹介されました。

評者はコラムニストの山崎まどか氏。
 「どんなアート・ブックにも引けを取らないほど、美しい本」
 「場所と空間の記憶を重層的に見せるという試みが素晴らしい」
 「紀元前から未来まで、さまざまな時代で人々の考えていることやしていることが
   響き合い共鳴しているのだ。なんて野心的で、詩的な物語なのだろう」


9784336060730.jpg
リチャード・マグワイア/大久保譲 訳 
定価 4,320円(本体価格4,000円)
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、この空間
で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、究極のグラフィック・
ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書がついに登場! 


2017/01/05

『異形建築巡礼』が月刊アートコレクターズ1月号で紹介されました。

月刊アートコレクターズ1月号で『異形建築巡礼』が紹介されました。

「セルフビルドの方法と実践を提唱する石山と前衛建築の先鋒だった毛綱による連載を
 40年のときを超えて単行本化」
「価値観が均質化する現在においてさらに刺激的」


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石山修武 編著/毛綱毅曠 著 
定価 5,400円(本体価格5,000円)
セルフビルドの可能性を拡張する建築家・石山修武。生涯を前衛として
駆け抜けた博覧強記の建築家・毛綱毅曠。二人の鬼才が日本全国を巡り
論じた伝説的連載(「異形の建築」)を、40年の時を越え、初単行本化!

2017/01/04

『狂気の巡礼』が図書新聞1/1付で紹介されました。

図書新聞1/1号で『狂気の巡礼』が紹介されました。

評者は名古屋外国語大学准教授加藤有子氏。
「心理学や科学やオカルトへの関心、サイエンス・フィクションの要素も含んだ幻想怪奇小説」
「日常に隣接する狂気や超自然の世界を垣間見せてひやりとさせる。その効果をもたらすのは
  語りの技術だ」
「その作品にはどこの国とも限定されない普遍性がある。ポーランド語というマイナーな言語で
  書かれた優れた怪奇、幻想小説を日本語で読めることを喜びたい」


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ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
日常に侵された脳髄を搔きくすぐる、名状しがたい幻視と惑乱。冥境から
降り来たる歪形の奇想。ありふれた想像を凌駕する超越的感覚と神経症
的筆致で描く14の短篇。類なき怪奇幻想小説、待望の邦訳。

2017/01/03

『狂気の巡礼』『人形つくり』が幽26号で紹介されました。

『狂気の巡礼』の評者は書評家の杉江松恋氏。
 「グラビンスキは同時代の表現者たちとは交流せず、自分の世界の内奥を覗くことに
   徹し続けたという。(中略)他と孤絶した環境で自分だけの聖域を追い求めながら書
   き続けたのだろう。」
 「全作品に彼の心象風景が投影されていると感じた。それは幽冥の境のように薄暗く、
   かつ血腥い瘴気に満ちている」


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ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
日常に侵された脳髄を搔きくすぐる、名状しがたい幻視と惑乱。冥境から
降り来たる歪形の奇想。ありふれた想像を凌駕する超越的感覚と神経症
的筆致で描く14の短篇。類なき怪奇幻想小説、待望の邦訳。



『人形つくり』の評者は怪奇文学研究家の中島晶也氏。
 「英国幻想文学史上に妖花というべき独自の地位を占めるサーバン」
 「現実と幻想が判然としないまま目眩くように交錯する果てに、合理的解釈では決して
   埋めきれない間隙を突きつける結末は、ほとんど生理的な域にまで高められた戦慄で
   読者を鷲摑む」
 「心理主義的な怪異表現の、一つの極致」


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サーバン/館野浩美 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
新海外文学シリーズ〈ドーキー・アーカイヴ〉第1弾!独特のエロティシズム
と精緻な文章で綴られた、徹底した被支配関係から生じる恍惚と恐怖......
謎の英国作家サーバンによる戦慄の幻想譚を2篇収録。本邦初訳。


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