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2016年10月情報一覧です。

2016/10/31

『薫大将と匂の宮』が日経新聞10/30付で紹介されました。

日経新聞10/30付で『薫大将と匂の宮』が紹介されました。

紹介者は作家の有栖川有栖氏。
「紫式部が書いた『源氏物語』の後日談(中略)どうして『源氏』を完結させられなかったのかの事情が綴られている」
「事件の謎を解く紫式部は、宮中を右往左往し、たまたま見つけた証拠をもとにして犯人を指摘するのではない。
  理屈に合わない状況に推理で片をつける「本格探偵小説」になっている」
「トリッキーな謎解き小説として優れている上に、実在した小説家を其の作中人物と絡め、大作が未完になった理由
 をつけ、さらに現代の外枠を設けるという多層構造が面白い。」
「高校時代に始めて読んだ時、「オトナが本気で遊ぶとここまでやるのか。これがオトナの大法螺か」と私は感激した」

日経新聞 WEB刊



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岡田鯱彦 著 
定価 2,516円(本体価格2,330円)
宮中の人気を二分する二人の貴公子の恋の鞘当てが招いた美しい姫君
たちの死。「源氏物語」の世界を舞台に紫式部と清少納言が探偵競争を
繰り広げる。併録・「妖鬼の咒言」「噴火口上の殺人」。解説・仁賀克雄

2016/10/26

『宇宙探偵マグナス・リドルフ』が熊本日日新聞10/23付で紹介されました。

熊本日日新聞10/23付で『宇宙探偵マグナス・リドルフ』が紹介されました。

評者は作家の中山智幸氏。
「とても味わい深い作品なんだよと訴えたいがために、僕はここで本作をとりあげる次第」
「全10編で語る連作短編集で、ジャンルとしてはSFになるのだけれど、物語のつくりとしてはミステリー
  色が濃い」
「本書は一冊まるごと、文脈の摩擦でできているのかもしれない」
「小難しい理屈は抜きにしても、シンプルに物語を楽しむという意味でも本書は秋の読書にうってつけ」



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ジャック・ヴァンス/浅倉久志・酒井昭伸 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ある時は沈毅なる老哲学者、ある時は知謀に長けた数学者、しかして
その実体は宙を駆けるトラブルシューター、その名もマグナス・リドルフ! 
名匠ヴァンスによる愉快痛快・抱腹絶倒の傑作宇宙ミステリシリーズが
ついに登場!

2016/10/26

※10/31掲載紙追加  『北のオントロギー』が信濃毎日新聞10/23付ほか各紙で紹介されました。

信濃毎日新聞10/23付ほかで『北のオントロギー』が紹介されました。

・10/15福島民友
・10/16秋田さきがけ、山梨日日新聞
・10/22沖縄タイムス
・10/23山形新聞、東奥日報、信濃毎日新聞、京都新聞、山陰中央新聞、中國新聞、徳島新聞、宮崎日日新聞

評者は作家・ミュージシャンの鈴木創士氏。
「イヌイットの文化について語りながら、人間と自然の位置と関係に決定的な転回を加えようとする。」
「彼らの生活と知恵は、われわれの思考に実に豊かな不意打ちを食らわし、転回を迫り、未知の
  緩やかな存在論を教え示す」
「文化人類学の知見はやはり我々を意識と身体の外に連れ出すこちにあるとあらためて感じることが
  できた。私は私の外に、あるいは私の中に出て行かねばならないのだ。」



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岡千曲 著 
定価 3,996円(本体価格3,700円)
イヌイトやユピックなど極北に暮らす狩猟民の文化・精神史を人類学の観点
から考察し、北方世界と日本とのつながり、狩猟民の環境的世界との関わ
りなど、「北方に生きる狩猟民の存在思想」を明らかにする画期的論考集。 

 

2016/10/25

第26回 《神保町ブックフェスティバル》出店!〈10/29(土)・10/30(日)〉

在庫点数300万点! 在庫冊数1000万冊! 売場面積5000坪!
恒例の神保町ブックフェスティバルの季節がやってまいりました。
小社も「本の得々市 お楽しみワゴンセール」に出店、
書籍をセール価格にて販売いたします。
意外な掘り出し物もあるかも!?
他にも屋台やバンド演奏、サイン会や講演などのイベントも盛り沢山!!
是非、ご来場ください。


《第26回  神保町ブックフェスティバル
  本の得々市 お楽しみワゴンセール》
◆日時:2016年10月29日(土) 10:30〜18:00
       10月30日(日) 10:00〜18:00
◆場所:すずらん通り・さくら通り・神保町三井ビルディング公開空地
    ★国書刊行会のブースはすずらん通りボヘミアンズギルド前です。

【イベント詳細ページ】     

【本の町 神田神保町オフィシャルサイト】

2016/10/25

【来場購入特典有】『後藤明生コレクション』刊行記念トークイベント  いとうせいこう×奥泉光×島田雅彦×渡部直己〈11/5 (土)〉

「内向の世代」の旗手、後藤明生。
2016年10月より、その珠玉の作品群から選りすぐりの作品を集大成した『後藤明生コレクション』
(全5巻)の刊行が開始されます。その刊行開始を記念して、後藤と縁の深い編集委員いとうせい
こう・奥泉光・島田雅彦・渡部直己の各氏を迎えたトークショーを開催致します。
今こそ読まれるべき作家、後藤明生を各氏はどう読んだのか、またどのように編集作業を行ったのか、
後藤作品への思いや編集作業の舞台裏を縦横無尽に語っていただきます。談論風発間違いなし、
またとないこの機会への皆様のご参加を、心よりお待ちしております。


【来場購入特典】イベント当日お買い上げの方には、後藤明生愛用の落款を捺印!


《『後藤明生コレクション』刊行記念トークイベント
 いとうせいこう×奥泉光×島田雅彦×渡部直己》
◆日時:2016年11月5日 (土)
     18:00~19:30(開場 17:30)
     〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-67
      コスモス青山ガーデンフロア (B2F)
    03-5485-5511 (10:00~22:00)
◆定員:110名
◆料金:1,080円(税込)
◆イベント申込方法:店頭またはWEBにて受付

【申し込方法など詳細はコチラ】


【登壇者プロフィール】
いとうせいこう
作家・クリエイター。1961年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後、出版社の編集を経て、
音楽や舞台、テレビなどの分野でも活躍。1988年『ノーライフキング』で作家デビュー。1999年
『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞、2013年『想像ラジオ』で第35回野間文芸新
人賞、第2回静岡書店大賞(小説部門)を受賞。 

奥泉光 (おくいずみひかる)
1956年山形県生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。同大学院博士前期課程修了。
1986年、すばる文学賞の最終候補作『地の鳥 天の魚群』を「すばる」に発表しデビュー。主な著作
に『ノヴァーリスの引用』(第15回野間文芸新人賞)、『石の来歴』(表題作で第110回芥川龍之介賞)、
『神器―軍艦「橿原」殺人事件』(第62回野間文芸賞)、『東京自叙伝』(第50回谷崎潤一郎賞)など
がある。 

島田雅彦(しまだまさひこ)
1961年東京都生まれ、川崎育ち。東京外国語大学ロシア語学科在学中の1983年『優しいサヨクの
ための嬉遊曲』が芥川賞候補となり、作家デビュー。1984年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸
新人賞、1992年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、2008年『カオ
スの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2010年下半期より芥川賞選考委員を務める。現在、
法政大学国際文化学部教授。 

渡部直己(わたなべなおみ)
1952年東京都生まれ。現在、早稲田大学文学学術院教授。主な著書に、『中上健次論』、『不敬文
学論序説』、『日本小説技術史』などがある。 


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後藤明生 著
いとうせいこう・奥泉光・島田雅彦・渡部直己 編集委員
定価 3,240円(本体価格3,000円)
雑誌業界に蠢く人間の錯綜する関係を描いた「関係」、笑い、笑われる非情な
関係の中で織りなされる悲喜劇の内に、自らの存在証明を見出す人間を描い
た「笑い地獄」他、初期秀作8篇を収録。月報=蓮實重彦・福永信・滝口悠生

2016/10/24

『虚構の男』が図書新聞10/22付で紹介されました。

図書新聞10/22付で『虚構の男』が紹介されました。

 評者は英米幻想文学研究家・翻訳家の中野善夫氏。
  「ジャンルに囚われていない傑作」
  「本作品はかなりSF色が濃く、特に現実が崩壊するのが大好きなフィリップ・K・ディック愛読者にも
   お薦めしてみたい。」
  「主人公とともに迷い、戸惑い、結末の驚愕と衝撃に向かって歩んでみようではないか。」



9784336060570.jpg『虚構の男』 〈ドーキー・アーカイヴ〉
L・P・デイヴィス/矢口誠 訳 
定価 2,376円(本体価格2,200円)
新海外文学シリーズ〈ドーキー・アーカイヴ〉第1弾。
唖然とする展開、開いた口がふさがらなくなるラスト......早すぎた
ジャンルミックス作家L・P・デイヴィスによるストーリー紹介厳禁
のサプライズ連打小説! 本邦初訳。


2016/10/24

『戦争と看護婦』がしんぶん赤旗10/23付で紹介されました。

しんぶん赤旗10/23付で『戦争と看護婦』が紹介されました。

評者は大阪健康福祉短期大学教授の川口啓子氏。
「元従軍看護婦たちが証言した本書を、多くの人に薦めたい。」
「これまでほとんど語られなかった精神疾患と性暴力に関する証言も取り上げた。」
「本書が語る史実の重みは戦後にある。」



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川嶋みどり・川原由佳里・山崎裕二・吉川龍子 著 
定価 2,376円(本体価格2,200円)
大戦中、看護婦が「戦時召集状」によって召集された事実を知っていますか?
看護婦たちがあの大戦で、いのちをかけて救護活動をした史実を、多くの
インタビューと豊富な資料によって、いま明らかにする。

2016/10/21

『現代文 大笑小笑』が仏教タイムス10/20付で紹介されました。

仏教タイムス10/20付で『現代文 大笑小笑』が紹介されました。

「豊富な話材と博覧強記ぶり、法話の真意を強く印象付けるユーモアのセンスに驚嘆」
「すぐにでも法話に使いたい話が満載」
「譬喩話を項目別に分類した索引付きで、説教台本の作成に便利」



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黒瀬知圓/府越義博 編訳 
定価 5,184円(本体価格4,800円)
笑いのなかに仏法あり! 全編が信心喚起の話で貫かれ、
笑いのなかにも心に残る狂歌、川柳、都々逸などを豊富に収録。
破顔微笑の譬喩を満載した通仏教法話集。譬喩話を項目別に
分類した「譬喩索引」付き。


2016/10/20

「2017年 CALENDAR 陸海軍航空機」販売開始のお知らせ

「2017年 CALENDAR 陸海軍航空機」の販売を開始致しました。
ご希望の方は弊社までお電話にてご注文下さい。
また、よりオンラインショップでの取り扱いも行っております。
そちらもどうぞご利用下さい。



田中ショウリ 写真
定価 2,160円(本体価格2,000円)
陸海軍の名機たちが、オールカラーで彩る12ヶ月!

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2016/10/18

【先行発売決定】『HERE ヒア』(国書刊行会)刊行記念 リチャード・マグワイア × 安田謙一トークショー

【先行発売決定】
『HERE』が先行発売されます。
本店ではイベント予約もまだまだ受付けておりますので、是非店頭へお運びください。


窓と作りつけの暖炉のほかには何もない部屋、左上には2014年という数字。
ページをめくるたびに時間がワープして描かれるのは、アメリカのある家族の歴史、そして紀元前
30億50万年から22175年にいたる壮大な地球の歴史......まったく新しい文学、究極のグラフィック・
ノヴェル/アート・ブック、そして深遠なる哲学の書、それが『HERE ヒア』という途方もない書物です。
その日本版刊行に際して、著者のマグワイア氏が来日、聞き手に『HERE ヒア』を日本でいち早く
紹介したロック漫筆家の安田謙一さんを迎えてトークショーを開催いたします。

この貴重な機会をお見逃しなく!



《『HERE ヒア』(国書刊行会)刊行記念
 リチャード・マグワイア × 安田謙一トークショー》
◆日時:2016年10月23日 (日)
    18:00~19:30(開場17:30~)
    〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-67
    コスモス青山ガーデンフロア (B2F)
    03-5485-5511 (10:00~22:00)
◆料金:1,080円(税込)
◆定員:50名
◆イベント申込方法:店頭またはWEBにて受付

申し込方法など詳細はコチラ



リチャード・マグワイア
1957年ニュージャージー州生まれ。イラストレーター、グラフィック・デザイナー、コミック・ブック・
アーティスト、ミュージシャン。〈ニューヨーカー〉に定期的に寄稿しているほか、〈ニューヨーク・タ
イムズ〉〈マクスウィーニーズ〉〈ル・モンド〉〈リベラシオン〉などに作品を掲載。オムニバス映画
『ルールーとその他の狼たち』(2003)と『暗闇の恐怖(たち)』(2007)のそれぞれの一部で脚本・
監督、また独自の玩具シリーズのデザインを手がける。バンド〈リキッド・リキッド〉の創立メンバー・
ベーシストでもある。6ページのコミック「ヒア」は、1989年コミック誌〈ロウ〉に登場するや、たちまち
コミックというメディアの可能性を広げる革新的な作品として評価された。「ヒア」のフルカラー拡大
版である本書で2016年アングレーム国際漫画フェスティバル最優秀作品賞を受賞。 

安田謙一
1962年神戸生まれ、神戸在住の「ロック漫筆家」。ポップカルチャーを中心に様々な媒体で執筆を
行うほか、CD監修、ラジオのディスクジョッキーなど多岐に渡って活動。著書にピントがボケる音』
(国書刊行会)、すべてのレコジャケはバナナにあこがれる』(市川誠との共著、太田出版)、『ロッ
クンロールストーブリーグ』(辻井タカヒロとの共著、音楽出版社)、『なんとかと なんとかがいた な
んとかズ』(presspop)、『神戸、書いてどうなるのか』(ぴあ)がある。 



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リチャード・マグワイア/大久保譲 訳 
定価 4,320円(本体価格4,000円)
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、この空間
で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、究極のグラフィック・
ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書がついに登場! 
 *日本版特別附録:1989年オリジナル版・2000年版「ヒア」と、クリス・ウェアの
 エッセイなどを収録。 



2016/10/13

『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念トークイベント 戸川安宣×空犬太郎 〈12/10(土)〉

かつて、吉祥寺にあったミステリ専門書店「TRICK+TRAP」。
編集稼業の傍らその運営に関わった、元東京創元社の名編集者、戸川安宣。
武蔵野在住で吉祥寺の書店事情にくわしく、『本屋図鑑』の書き手の一人でも
ある編集者・ライター、空犬太郎。
『ぼくのミステリ・クロニクル』を上梓したばかりの本屋好きの2人が、本屋の歩
き方、本屋の楽しみ方、本屋の現在(いま)を縦横無尽に語ります。

イベントに参加くださったみなさまには、特典として、「TRICK+TRAP」で配布
されていた、今や幻のフリーペーパー『マンスリー・トリック・トラップ』と、ひらい
たかこ・いしいひさいちのイラストがあしらわれた同店のブックカバーをプレゼント
します


《『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念トークイベント
  本屋さんを楽しもう  〜元本屋編集者と本屋好き編集者が語る本屋の話〜》
◆出演:戸川安宣(編集者)、空犬太郎(ライター)
◆日時:2016年12月10日(土)
     14:00〜15:00(13:30 OPEN )
     武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
     0422-22-3631
◆入場料:無料  
◆定員:30席
◆予約方法:BOOKSルーエにて『ぼくのミステリ・クロニクル』を購入し、店頭でイベント
       参加希望の旨、店員にお伝えください。整理券を配布いたします。
       当日は整理券と書籍をご持参ください。
       お電話でのご予約も可能です。 
[問い合わせ]BOOKSルーエ(担当・花本):0422-22-5677
            
【イベント詳細ページ(WEB 本の雑誌)】



戸川安宣/空犬太郎 編 
予価3,240円(本体価格3,000円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、編集者として
数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引した稀代の名伯楽がその
全てを語る。ミステリファン必携の一冊。


2016/10/11

《後藤明生コレクション》内容見本出来!

10月25日に第1巻刊行の《後藤明生コレクション》のカラー内容見本を作成いたしました。

ご希望の方はお問い合わせフォームより、お名前、ご住所を入力の上、ご請求ください。
郵送にてお送りいたします。

お問い合わせフォーム:http://www.kokusho.co.jp/inquiry.html

書誌ページからダウンロードも可能です。



後藤明生/いとうせいこう・奥泉光・島田雅彦・渡部直己 編集委員 
定価 3,240円(本体価格3,000円)
雑誌業界に蠢く人間の錯綜する関係を描いた「関係」、笑い、笑われる非情な関係の中で
織りなされる悲喜劇の内に、自らの存在証明を見出す人間を描いた「笑い地獄」他、初期
秀作8篇を収録。月報=蓮實重彦・福永信・滝口悠生

2016/10/11

『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念トークイベント  有栖川有栖×北村薫×戸川安宣 〈11/19(土)〉 

≪東京創元社で長く編集者として活躍し1988年より「鮎川哲也と十三の謎」で新人作家を発掘し、
北村薫、有栖川有栖、山口雅也といった、現在ミステリ界を背負う作家を世に送り出した。また
新人文学賞「鮎川哲也賞」を創設し、加納明子、北森鴻、近藤史恵など、錚錚たる作家を輩出する。
彼がいなければ、90年代の日本ミステリの隆盛、いわゆる「新本格」の台頭、そして現在のような
日本ミステリは存在しなかったといっても過言ではないという≫戸川安宣さんにご登場いただける
ことになりました。
ミステリを愛しミステリに愛された稀代の名伯楽が語るこれまでの、そして、これからの本の世界----。
今や伝説となった叢書「日本探偵小説全集」(全12 巻)を企画する一方で、数多くの新人作家を
発掘し、戦後の日本ミステリ界を牽引した編集者、戸川安宣さんは、稀代の「読み手」であり、「編
み手」であり、さらには全国でも珍しいミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の運営にも携わるという
「売り手」でもありました。
今回はその編集者人生をまとめた『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行を記念し、著者である戸川安
宣さんと、学生時代からの盟友でもある北村薫さん、そしてデビュー以来の親交を重ねる有栖川
有栖さんに、「ぼくらのミステリ・クロニクル」について存分に語りあっていただきます。
ぜひご参加下さい。 (降祥館書店HPより)


《『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念トークイベント》
◆出演:有栖川有栖(作家)、北村薫(作家)、戸川安宣(編集者)
◆開催日:平成28年11月19日(土)
◆時間:13:30開場/14:00開演
    大阪市中央区安堂寺町1-3-4
    谷町6丁目⑦番出口向かい
◆参加費:4,000円(内訳:参加費760円+『ぼくのミステリ・クロニクル』3,240円 )
     当日の場合:4,500円(内訳:参加費1,260+『ぼくのミステリ』3,240円)
     (要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
[申込み・お問合せ]隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
                Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp




【出演者プロフィール】
戸川安宣(とがわ・やすのぶ)
1947年長野県生まれ。立教大学文学部卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立。東京創元社
で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。「創元推理文庫」のほか「バルザック
全集」、「ヴィリエ・ド・リラダン全集」などの企画、編集に関わる。編集長時代には、当時翻訳ミステリ
中心だった東京創元社で「日本探偵小説全集」を企画。その後の日本ミステリ界の動向に深甚な影
響を与える。2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出
臣とともに第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。また、2003年から2007年まで、吉祥寺でミステリ
専門書店「TRICK+TRAP」の運営に携わる。編著に仁木悦子『私の大好きな探偵』、杉みき子『マン
ドレークの声』、著書に『少年探偵団読本』(共著)など。

北村薫(きたむら・かおる)
1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。大学時代はワセダミステリクラブに所属。高校で
教鞭を執りながら執筆を開始。1989年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。1991年『夜の蝉』で日本推理作
家協会賞受賞。2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞。2009年
『鷺と雪』で直木賞受賞。本格ミステリ作家クラブ 2代目会長。著作に『覆面作家は二人いる』『スキッ
プ』『飲めば都』『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など多数。エッセイや評論、編集
の分野でも活躍している。

有栖川有栖(ありすがわありす)
1959年大阪府生れ。同志社大学法学部卒。大学時代は推理小説研究会に所属。書店勤務を経て、
1989年『月光ゲーム』で作家デビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受
賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。本格ミステリ作家クラブ初代会長。
著書に『双頭の悪魔』『46番目の密室』『絶叫城殺人事件』『乱鴉の島』『闇の喇叭』『幻坂』『鍵の掛かっ
た男』など多数。



戸川安宣/空犬太郎 編 
予価3,240円(本体価格3,000円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、編集者として
数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引した稀代の名伯楽がその
全てを語る。ミステリファン必携の一冊。

2016/10/11

『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念トークイベント 増山実×石橋毅史×空犬太郎〈11/20(日)〉

実在のスポーツ選手と彼らが活躍した場所や時代を丁寧に取材し、巧みに作品の舞台に取り込む作家、
増山実。出版人・書店人の話から印象的な書店ルポを数多く生み出している文筆家、石橋毅史。一人の
編集者を徹底的に取材し、その編集者人生を1冊の本にまとめた空犬太郎。取材したものを作品にまとめ
る仕事をしている3人が、「"人の話"をどんなふうに"作品"にするか」について、自著を引き合いにしながら、
取材者・執筆者の立場から語り合う。

《『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念トーク
 「人の話」が「本」になるまで
 〜書き手が語る取材・執筆・編集のあれこれ〜》
◆出演:増山実(放送作家・作家)、石橋毅史(文筆家)、空犬太郎(ライター)
◆日時:2016年11月20日(日)
    13:30〜15:00(13:00 OPEN)
    大阪府大阪市北区堂島2-2-22 堂島永和ビルディング206
    06-6341-5335
◆参加費:1000円
◆定員:20名
[申し込み・問い合わせ]本は人生のおやつです!!
           店頭・お電話(06-6341-5335)、
           お問い合わせフォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=637738)より
           お申し込みください。

【イベント詳細ページ(本は人生のおやつです!! facebook)】


【出演者プロフィール】
増山実(ますやまみのる)
1958年生まれ。放送作家・作家。同志社大学法学部卒業。放送作家として「ビーバップ・ハイヒール」
(ABC)のチーフ構成などを担当。2012年、『いつの日か来た道』で松本清張賞最終候補に。2013年、
同作を改題した『勇者たちへの伝言〜いつの日か来た道〜』(角川春樹事務所)でデビュー。2014年、
2作目となる『空の走者たち』(角川春樹事務所)を上梓。現在、3作目を執筆中。

石橋毅史(いしばしたけふみ)
1970年生まれ。文筆家。出版社、出版業界専門紙を経て2010年よりフリーランスに。著書に『「本屋」
は死なない』(新潮社)、『口笛を吹きながら本を売る 柴田信、最終授業』(晶文社)、『まっ直ぐに本
を売る ラディカルな出版「直取引」の方法』(苦楽堂)がある。

空犬太郎 (そらいぬたろう)
1968年生まれ。編集者・ライター。書店テーマのブログ「空犬通信」やトークイベントを主催するほか、
『編集会議』(宣伝会議)などの雑誌に書店に関する文章を寄稿している。編著書に、『本屋図鑑』『本
屋会議』(ともに共著、夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』
(ともに共著、洋泉社)がある。



戸川安宣/空犬太郎 編 
予価 3,240円(本体価格3,000円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、
編集者として数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽
引した稀代の名伯楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。

2016/10/07

『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念 戸川安宣さん×北村薫さんトークイベント〈11/11(金)〉

ミステリを愛しミステリに愛された稀代の名伯楽が語るこれまでの、そして、これからの本の世界----。
今や伝説となった叢書「日本探偵小説全集」(全 12 巻)を企画する一方で、多くの新人作家を発掘し、
戦後の日本ミステリ界を牽引した編集者、戸川安宣。彼は稀代の「読み手」であり、「編み手」であり、
さらには全国でも珍しいミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の運営にも携わるという「売り手」でもあり
ました。
今回はその編集者人生をまとめた『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行を記念し、著者である戸川安宣
さんと、学生時代からの盟友でもある北村薫さんに、「ぼくらのミステリ・クロニクル」について存分に
語りあっていただきます。


《『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念 
 戸川安宣さん×北村薫さんトークイベント 「ぼくらのミステリ・クロニクル」》
◆開催日時:2016年11月11日(金) 19時00分~(開場18時30分)
      東京都千代田区神田神保町1-17
◆参加費:500円(要予約)
◆参加方法:参加ご希望の方は店頭または電話にて、『戸川 安宣さん×北村 薫さんトークイベント
      参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さるか、
      『お申込みはこちら』のリンク先専用応募フォームからお申込み下さい。
      電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

      ※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。
       受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、
       そのままお持ちください。

【イベント詳細&予約申し込みページ】


【プロフィール】
戸川 安宣(とがわ・やすのぶ)
1947年長野県生まれ。立教大学文学部卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立。
東京創元社で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。「創元推理
文庫」のほか「バルザック全集」、「ヴィリエ・ド・リラダン全集」などの企画、編集にわる。
編集長時代には、当時翻訳ミステリ中心だった東京創元社で「日本探偵小説全集」を
企画。その後の日本ミステリ界の動向に深甚な影響を与える。 2004年、日本の本格
ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第4回
本格ミステリ大賞特別賞を受賞。また、2003年から 2007年まで、吉祥寺でミステリ
専門書店「TRICK+ TRAP」の運営に携わる。編著に仁木悦子『私の大好きな探偵』、
杉みき子『マンドレークの声』、著書に『少年探偵団読本』(共著)など。

北村 薫(きたむら・かおる)
1949 年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。大学時代はワセダミステリクラブに
所属。高校で教鞭を執りながら執筆を開始。1989 年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。1991
 年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞受賞。2006 年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ
大賞(評論・研究部門)を受賞。2009 年『鷺と雪』で直木賞受賞。本格ミステリ作家クラブ
 2 代目会長。著作に『覆面作家は二人いる』『スキップ』『飲めば都』『八月の六日間』
『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など多数。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。


戸川安宣/空犬太郎 編 
予価 3,240円(本体価格3,000円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、
編集者として数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引
した稀代の名伯楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。


2016/10/07

『ホームズ、ニッポンへ行く』が週刊読書人10/7付で紹介されました。

週刊読書人10/7付で『ホームズ、ニッポンへ行く』が紹介されました。

「ホームズのパロディはあまたあれど、なかなか日本では紹介されないインドのミステリ」
「ちょっと不思議な日本が描かれた、楽しみ方が満載のホームズもの」


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『ホームズ、ニッポンへ行く』〈ホームズ万国博覧会 インド篇〉
ヴァスデーヴ・ムルティ/寺井杏里 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
死んだはずのホームズから手紙を受け取ったワトスンは、船で日本に向かう。
航海中に起きる事件、暗躍する「ヤクザ」、迫るモリアーティ教授の魔の手!
舞台はインド、そして日本へ。ホームズとワトスンは世界を救えるか!?


2016/10/07

《定本 夢野久作全集》内容見本出来!

11月より刊行開始予定《定本 夢野久作全集》のカラー内容見本を作成いたしました。

夢野久作全集 内容見本.jpg
ご希望の方はお問い合わせフォームより、名前、ご住所を入力の上、ご請求ください。
郵送にてお送りいたします。  

内容見本申請フォーム:

後日、書誌ページよりダウンロード可能となります。



《定本 夢野久作全集 全8巻》
西原和海・川崎賢子・沢田安史・谷口基 編
全小説をはじめ、童話・エッセイ・短歌・評論・ルポルタージュ・アンケート・初期作品・
異稿などを網羅的に収める。 第1~5巻の小説は、編年体の編集を採用。 旧全集の
1.5倍を収める、複雑多彩な大宇宙の全貌を集大成する決定版。

2016/10/07

『手塚治虫カラ―作品選集1 ジャングル大帝』ポスター展開催

『手塚治虫カラ―作品選集1 ジャングル大帝』ポスター展開催!

青山ブックセンター六本木店にて、『手塚治虫カラ―作品選集1 ジャングル大帝』
ポスター展が開催されます。
展示にあわせまして、手塚治虫フェアも同時開催予定です。
なお、10月22日は六本木アートナイト2016のため、翌朝5時までの営業となります。
この機会に是非お運びください。

◆期間:10/19(水)~
    〒106-0032
    東京都港区六本木 6-1-20
    六本木電気ビル1F
    
【青山ブックセンター六本木店 告知ページ】

【六本木アートナイト 公式サイト】



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『ジャングル大帝』(手塚治虫カラー作品選集)
手塚治虫 著
定価 10,800円(本体価格10,000円)
手塚治虫カラー作品を復刻する決定版選集刊行開始!不朽の名作
『ジャングル大帝』、幻のカラー版がついに完全復刻。 その他、オール
カラーがメインの学年誌漫画(「ぼんご」「ぽっかち」「リンリンちゃん」)を収録。

2016/10/07

『新編 浮世草子怪談集』がダ・ヴィンチ11月号で紹介されました。

ダ・ヴィンチ11月号で『新編 浮世草子怪談集』が紹介されました。

 「江戸怪談の世界に読者をいざなう貴重な選集」
 「因果応報にまつわる物語を蒐集した奇譚集の『玉櫛笥』と『玉箒子』、子を失った母親の悲しみを
   御家騒動や天狗譚の筋立てを交えて描いた伝奇長篇『都鳥妻恋笛』の、浮世草子時代の佳作3編」




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新編 浮世草子怪談集』〈江戸怪談文芸名作選 1〉
木越治 校訂代表/加藤十握・金永昊 校訂 
定価 5,832円(本体価格5,400円)
東雅夫氏、ロバート・キャンベル氏推薦! 妖しくも豊沃な江戸の怪談
文芸の世界へと誘う選集。 第一巻は、浮世草子時代の怪奇譚の佳品
三作を集成。 奇譚集の至宝『玉櫛笥』『玉箒子』、隅田川物伝奇長編の
傑作『都鳥妻恋笛』。

2016/10/04

『煙が目にしみる』が読売新聞10/2付で紹介されました。

読売新聞10/2付で『煙が目にしみる』が紹介されました。

評者は作家の青山七恵氏。
「火葬技師見習いとして葬儀業界に飛び込んだ彼女が、文字通り死者との触れあいを通して現代の
  死の実相を学び、そこに問題提起を試みるまでの大胆不敵な体験記」
「臨場感たっぷりに綴られる強烈な経験談からは、普段なかなか知る機会のない葬儀業界の裏側が
  かいま見られて興味深い。(中略)著者の語り口はあくまで明るく、腐敗臭や人骨の地理にまみれ
  ながらも決してユーモアを忘れない」
「どのページにも死のことしか書かれていないのに、なぜだか元気が出てくる1冊」


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ケイトリン・ドーティ/池田真紀子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
20代の女性火葬技師が本音で真摯に〈愛と死〉を哲学する、ニューヨーク
タイムズベストセラー待望の邦訳。からっと明るくチャーミングで熱い、笑い
と涙の葬儀屋奮闘記。 


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