「幻想と怪奇 3」で『アラバスターの手』はじめ、多数紹介されました。
『アラバスターの手』(評者・木犀あこ/作家)
「魅惑的な英国怪談そのものであるが、その語り口が実に「うまい」のだ」
「伝統的なモチーフをこうも斬新に、恐ろしく見せられるものなのかという驚き」
『怪異の表象空間』(評者・植草昌実/翻訳者)
「怪異は今も、メディアに乗って拡散し、サブカルチャーに根付いて、気づけばすぐ傍らにいるものになっている」
「怪異に向ける目は自然に現実を踏まえ、私たち自身に向けられる」
『ジャーゲン』(評者・shigeyuki/書評家)
「いつかは読んでおかなければと思う小説」
「描き出された荒唐無稽な世界が、醒めることによってその陰影をさらに濃くする幻想物語こそ忘れ難い」
『蝶を飼う男』(評者・石倉康司/作家、書評・映画評論家)
「本書は幻想を描く小説ではなく、幻想に囚われた男の物語」
「驚いたのは巻末に膨大な量の注釈。この時代の文化や社会的背景について事細かに記されたそれらは、
幻想文学をより深く楽しむ一助になること間違いないだろう」
A・N・L・マンビー/羽田詩津子 訳/紀田順一郎 解説
定価 2,970円(本体価格2,700円)
少年を誘う不気味な古書店主、呪われた聖書台の因果、年代物の
時禱書に隠された秘密、ジョン・ディーの魔術書の怪......ケンブリッ
ジ大学図書館フェロー、英国書誌学会長を務めた作家マンビーに
よる、全14篇の比類なき書物愛に満ちた異色の古書怪談集!
『怪異の表象空間 メディア・オカルト・サブカルチャー』
一柳廣孝
定価 3,960円(本体価格3,600円)
日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の
怪談の流行から1970年代のオカルトブーム、そして現代の
ポップカルチャーまで、怪異が紡いできた日本の文化表象
を多角的視座から探究する。
一柳廣孝
定価 3,960円(本体価格3,600円)
日本の近現代は怪異とどう向き合ってきたのか。明治期の
怪談の流行から1970年代のオカルトブーム、そして現代の
ポップカルチャーまで、怪異が紡いできた日本の文化表象
を多角的視座から探究する。
J.B.キャベル/中野善夫 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
行き掛かりに哀れな悪魔を助けた質屋ジャーゲン。返礼にと消された
うるさい妻を仕方なく取り戻す旅に出る。奇想天外な異世界を一流の
口八丁と権謀術数を武器に快進する、愛と冒険の喜劇的ロマンス。
定価 3,960円(本体価格3,600円)
行き掛かりに哀れな悪魔を助けた質屋ジャーゲン。返礼にと消された
うるさい妻を仕方なく取り戻す旅に出る。奇想天外な異世界を一流の
口八丁と権謀術数を武器に快進する、愛と冒険の喜劇的ロマンス。
『蝶を飼う男 シャルル・バルバラ幻想作品集』
シャルル・バルバラ/亀谷乃里 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
シャルル・バルバラ/亀谷乃里 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
親友ボードレールにエドガー・ポーと音楽の世界を教えた影の男、
シャルル・バルバラ。《知られざる鬼才》による、哲学的思考と音楽
的文体、科学的着想、幻想的題材が重奏をなす全5篇の物語。