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ヨルノマイ・ゲドクソウ

夜の舞・解毒草

発売日 2020/08/21

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-06567-4

ページ数 268 頁   Cコード 0097

定価 2,640円 (本体価格2,400円)

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内容紹介

孤独で薄幸な少女フロールは、ある日、共に暮らしていた親兄弟が実の家族でないことを知った。
フロールは長い髪の不思議な女・小夜(シュ・アーカブ)とともに、本当の父を探しに家を出る。
森で出逢う怪しい住人たち、暗示めいた夢の数々、マヤの伝統舞踊の美しい情景……夢幻劇的でエモーショナルな少女の成長譚「夜の舞」。
薬師、霊媒師、助産師、蛇使い、売春婦など、生前に貧窮した境遇にあった女性たち。
彼女らの霊魂が語る苦難に満ちた人生の数々を語り手ソレダーが書き綴った、寓意的でメタフィクショナルな物語「解毒草」。

中編2編を収めた、マジックリアリズム的マヤ幻想小説集。

著者紹介

イサアク・エサウ・カリージョ・カン (イサアク・エサウ・カリージョ・カン)

作家、詩人。1983年、メキシコ合衆国ユカタン州ペト市に生まれる。ユカタン州師範学校で芸術教育、ユカタン州の芸術院でマヤ語による文学創作を学ぶ。『夜の舞』でネサワルコヨトル賞(2010年度)を受賞した他、ワルデマル・ノー・ツェク・マヤ文学賞(2007年度)、ユカタン大学文学コンクール・アルフレド・バレラ・バスケス賞(2008年度)などの文学賞を受賞。詩の朗読や、演劇で演技や演奏も行う。2017年に急逝。

アナ・パトリシア・マルティネス・フチン (アナ・パトリシア・マルティネス・フチン)

作家、マヤ文学研究者。1964年、メキシコ合衆国ユカタン州ティシミン市に生まれる。ユカタン州立大学人類学部でマヤ語・マヤ文学を学び、マヤの口承文学に関する調査・研究・教育に従事。ユカタン州立東部大学(UNO)などで教鞭をとる。主な著作に『山の中の思い出』(2005年度エネディーノ・ヒメネス先住民文学賞、2013年刊)、「無駄だ」(2006年度ユカタン大学文学コンクール・アルフレド・バレラ・バスケス賞)、『ポケット版マヤ語辞書』(2005年)などがある。2018年に急逝。

吉田栄人 (ヨシダシゲト)

東北大学大学院国際文化研究科准教授。1960 年、熊本県天草に生まれる。専攻はラテンアメリカ民族学、とりわけユカタン・マヤ社会の祭礼や儀礼、伝統医療、言語、文学などに関する研究。主な著書に『メキシコを知るための60 章』(明石書店、2005 年)、訳書にソル・ケー・モオ『穢れなき太陽』(水声社、2018 年。2019年度日本翻訳家協会翻訳特別賞)。

目次

「夜の舞」 イサアク・エサウ・カリージョ・カン
 夜の囁き
 旅立ち
 夜の歌
 舞の町
 舞踏家たちの頭目
 最後の舞

「解毒草」 アナ・パトリシア・マルティネス・フチン
 フレネシー
 トゥシットのおばあさんこと薬師フィデリア・シウ
 アルマ・サグラリオ・ピシャン・オルの声
 レメディオス・ツァブ・カンのペット
 いかれた女
 〝彷徨〞
 カリダー・ター・オツィルの物乞い
 シュ・コークの荷
 新たな道
 エピローグ

訳者あとがき

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