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月刊「みすず」1月号の2014年読書アンケートの中で『岸辺なき流れ』他が紹介されました。

更新日:2015/01/12

月刊「みすず」1月号の2014年読書アンケートの中で、『岸辺なき流れ』ほかが紹介されました。

『岸辺なき流れ』
 「あらたな(再)発見をこの小説に感じています」小沼純一氏(音楽・文化批評家)
 「半世紀をかけた翻訳の文体は、原文の重苦しさ吟味して練り上げられたと想像する」細川周平氏(音楽学者

『スクリプターはストリッパーではありません』
 「スクリプターという職能に対するプライドを率直に提示してくれる明るい啓蒙の書」岡田秀則氏(映画評論家)

『映画の奈落 北陸代理戦争事件』
 「70年代の日本映画がいかなる転機を迎えていたかというマクロな視点を日本映画史や
  サブカルチャー史に与えてくれるという傑作」長谷正人氏(社会学社)
 「映画が生命の重みと拮抗した瞬間の、絶望的な感覚にめまいがする」岡田秀則氏(映画評論家)

『完訳エリア随筆』
 「いかにも楽しげでユーモラスで味わいのある文章にきっと魅了されることだろう」富士川義之氏(英文学者)

『宝塚百年を越えて──植田神爾に聞く』
 「たっぷり手間のかかった、それゆえすこぶる読みやすい、みごとなインタビュー』武藤康史氏(評論家)

『岸辺なき流れ』上・下
ハンス・ヘニー・ヤーン 著/沼崎雅行・松本嘉久・安家達也・黒田晴之 訳
定価 各6,264円(本体価格各5,800円)
ジョイスの『ユリシーズ』やプルーストの『失われた時を求めて』と並び称され

る20世紀文学の大金字塔が、半世紀の歳月を掛けて遂に翻訳なる!
カフカ、ムージル、ブロッホと並ぶドイツが生んだ巨匠ヤーンの最大の問題作。

船、棺、地下室、箱、馬、分身、同性愛、時間、音楽------ひとりの作曲家を主

人公に、人間と宇宙の謎と深淵、生存と死の深奥の根拠に迫る一大大河小説。

『スクリプターはストリッパーではありません』
白鳥あかね 著
定価 3,024円(本体価格2,800円)
日活黄金期の〈渡り鳥〉シリーズでは斎藤武市、日活ロマンポルノでは神
代辰巳の女房役として活躍したスクリプター白鳥あかねのインタビュー集。
波瀾万丈の〈スクリプターから見た戦後日本映画史〉。

『映画の奈落 北陸代理戦争事件』
伊藤彰彦 著
定価 2,592円(本体価格2,400円)
公開後モデルとなった組長が映画と同じシチュエーションで殺害された実録
やくざ映画の極北『北陸代理戦争』(深作欣二監督、高田宏治脚本、1977年
東映京都作品)をめぐる男たちの戦い。関係者への直接取材と緻密な脚本分
析によって浮き彫りにする、映画という魔の奈落に迫るドキュメント!

『エリア随筆』1・2
チャールズ・ラム 著/南條竹則 訳
定価 各2,592円(本体価格各2,400円)
古今東西におけるエッセー文学の最高峰、ラムの「エリア随筆」待望の新訳。望み

うる最高の翻訳で、エリア正篇・続篇の完訳を4分冊で刊行。詳細な注付き。


『宝塚百年を越えて──植田紳爾に聞く』
植田紳爾 語り手/川崎賢子 聞き手
定価 2,700円(本体価格2,500円)
『ベルサイユのばら』『風と共に去りぬ』 など宝塚歌劇団100年の歴史に燦然と輝く、
金字塔的名作を生んだ演出家・植田紳爾。せつなく熱く心を揺さぶる、魅惑の舞台は

いかにして作られたのか? その秘密を今はじめて語る。

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