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『「探偵小説」の考古学』が図書新聞12/4付で紹介されました。

更新日:2021/11/26

図書新聞12/4付で『「探偵小説」の考古学』が紹介されました。

評者は文化資源学研究者の藤元直樹氏。
「科学的思考を支柱とした探偵行為に着目して描く創作と需要の系譜は、大衆への科学の浸透、
  伝播の流れを可視化する。本書は文学による科学史という野心的な試みとしても読まれるべき
  であろう」
「本書をガイドに古典ミステリや周辺の作品を手に取ろうという読者のための、メサック特集あるい
  はメサック読本のような形でのメサックと古典ミステリを繋ぐ二次的な文献が企画されても良い
  のではないだろうか」


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レジス・メサック/石橋正孝 監訳
定価 9,680円(本体価格8,800円)
古代に始まる膨大な文献を博捜して描かれる「探偵小説」の成り
立ちの歴史。乱歩が熱いまなざしをそそぎ、ベンヤミンが激しい
関心を向けその『パサージュ論』で引用を繰り返した伝説的大著。



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