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『ティムール以後 上・下』が各媒体で紹介されました。

更新日:2021/04/06

・図書新聞4/10付
 評者は早稲田大学政治経済学術院准教授の小林和夫氏。
 「本書の第一の魅力は、600年にも及ぶ長期的時間軸とユーラシア規模の広大な視野のなかで、
      現在に至る道筋を一人の歴史家が大胆に論じたという点にある」
 「ヨーロッパの優位を論じるにあたって、そお偶然性だけでなく、脆弱な基盤にも目を向けることで、
      ヨーロッパ諸帝国の限界を意識しているバランス感覚も高く評価してよいだろう」

 図書新聞HP


・世界史研究所 コラム「世界史の眼」No.13
 評者は歴史学者で成城大学名誉教授の木畑洋一氏。
 「本書は、ユーラシアに展開した諸帝国の力、持続性、柔軟性を強調しながら、それとならぶ形で、
      あるいはそれに追いついていく存在としてヨーロッパの帝国を位置づけ、その相対化に成功している」
 「著者がユーラシアの一角としての日本にも終始関心を寄せており、各時代における日本の説明に
      相当のスペースを割いていることを強調しておきたい」
 
 世界歴史研究所HP
 

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ジョン・ダーウィン/秋田茂・川村朋貴・中村武司・宗村敦子・山口育人 訳
上 定価 3,960円(本体価格3,600円)/下 定価 3,740円(本体価格3,400円)
グローバルヒストリー研究の第一人者が、西洋中心主義とは異なる視座で
世界史を叙述し、その行方をも展望した、「グローバル化」時代の必読書。
2008年ウルフソン歴史賞受賞作。

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