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『アラバスターの手』『ダフォディルの花』が小説推理12月号で紹介されました。

更新日:2020/10/30

小説推理12月号で『アラバスターの手』『ダフォディルの花』が紹介されました。

評者はアンソロジストの東雅夫氏。
「自身の主要な興味の対象である古書やアンティークにまつわる因縁譚」
「新鮮さという点では、これまた著者の趣味らしい〈山歩き〉の醍醐味を存分に味わわせてくれる「白い袋」や
  「霧の中の邂逅」に惹かれるものがあった」
 (『アラバスターの手』)

「ケルティック・ファンタジストの神韻縹渺たる幻想小説集」
「モリスは神智学の布教に生涯を捧げた人で、これらの幻想譚も、その一環として執筆されたとおぼしい。その
  ことが逆に、モリス作品を〈ケルト〉のしがらみから解放し、よりワールドワイドな物語へと昇華させている」
 (『ダフォディルの花』)


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隠された秘密、ジョン・ディーの魔術書の怪......ケンブリッジ大学図書館フェロー、
英国書誌学会長を務めた作家マンビーによる、全14篇の比類なき書物愛に
満ちた異色の古書怪談集!

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ケネス・モリス/館野浩美・中野善夫 訳
定価 4,180円(本体価格3,800円)
ル゠グウィンがトールキンやエディスンと並べ、名文家として名を
挙げた、ケルトの魔法を歌う詩人にして神智学者である作家、ケネス・
モリス。ダンセイニよりも神秘主義的と評されるその幻想小説を百年
の時を経て集成した本邦初の単行本。
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