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『女であるだけで』が各紙で紹介されました。

更新日:2020/04/13

・週刊読書人4/10付
 評者は東北大学大学院准教授の妙木忍氏。
 「他社への想像力を持つことや社会のあり方自体も大きなテーマになっているように思う」
 「本書は先住民女性の悲しみと怒りを込めた自らの社会に対する告発でありながら、私たち
   が暮らす社会を直視することの大切さを気づかせてくれる」

  週刊読書人ウェブ

・大分合同新聞3/29付
 高知新聞3/29付
 北日本新聞3/28付
 評者は書評家の江南亜美子氏。
 「非主流であるがゆえにこれまで不可視だった人々や世界に、光をあてる。こうしたマイノ
   リティー文学の政治的役割を果たしつつ、純粋な小説の魅力に富む作品」
 「「インディオで女なんていったら、不幸の塊さ」二重の意味で疎外されてきた彼女が、支配
    者側の無関心と法の不整備を糾弾する。法廷ものとしてのハイライトだが、ここで改めて、
    文学が声なき人々の声を掬い取る意義が浮き彫りになる」


9784336065650.jpg『女であるだけで』 〈新しいマヤの文学〉
ソル・ケー・モオ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後に
あったのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住
民女性の夫殺しと恩赦を法廷劇的に描いた、《世界文学》志向の新
しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。

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