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『女であるだけで』が各媒体で紹介されました。

更新日:2020/04/07

・ダ・ヴィンチ5月号
 評者はコラムニストの山崎まどか氏。
 「虐げられた民族の中でも、最も虐げられた女性の物語に生命力がみなぎっていて、彼女の抵抗の力
    が読んでいるこちらにも宿るような気がする」
 「遠いユカタンから著者ふるった鞭が日本に届いて私に巻き付き、彼女の世界にグイッと引っ張られて
  連れて行かれた。すごい作家である」

・メールマガジン『THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Ai』プレミアムクラブ vol.218
 評者は上に同じく山崎まどか氏。
 「『女であるだけで』は辛い話で終わらない。絶望の中で人間性を獲得していくオノリーナの物語は
  生き生きとしていて、吸引力がある。彼女が違う民族や社会階層の女性たちにとって、抵抗の象徴
  となっていく展開は感動的だ」


9784336065650.jpg『女であるだけで』 〈新しいマヤの文学〉
ソル・ケー・モオ/吉田栄人 訳
定価 2,640円(本体価格2,400円)
メキシコのある静かな村で起きた衝撃的な夫殺し事件。その背後に
あったのは、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった......先住
民女性の夫殺しと恩赦を法廷劇的に描いた、《世界文学》志向の新
しい現代ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。


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