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『近現代日本の民間精神療法』が京都新聞11/27付で紹介されました。

更新日:2019/12/03

京都新聞11/27付で『近現代日本の民間精神療法』の編者のひとり
舞鶴高専教授吉永進一氏へのインタビューが掲載されました。

「副題にオカルトと付けましたが、お化けの話ではない」
「療法家の多くは心霊に頼らず、人間の能力を引き出そうとしていた」
「精神療法家がなぜ大正期に次々現れ、人々の心をつかんのだのか。「急速な近代化が進んだ
 明治は合理的で実利的な時代だった。かといって、江戸以前の呪術的なものが消えたわけで
 はなく、底流にずっとあった。(中略)近代化で既存の宗教が力を失う中、精神療法家たちは病
 気での治療から心の問題まで何でも引き受けて求心力を持った」」


栗田英彦・塚田穂高・吉永進一 編
定価 4,400円(本体価格4,000円)
霊術・精神療法は、明治以降に流入したエネルギー概念や心身技法と
伝統的宗教技法が融合して生み出された〈近代化された呪術〉。その
技法と思想の系譜をグローバルな視点からひも解くオカルトヒストリー。

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