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『いやいやながらルパンを生み出した作家』が東京新聞11/3付で紹介されました。

更新日:2019/11/05

東京新聞11/3付で『いやいやながらルパンを生み出した作家』が紹介されました。

評者は文芸評論家の長山靖生氏。
「本書はモーリス・ルブラン初の本格的伝記だという(中略)ホームズの作者コナン・ドイルには多くの伝記が
  あるので、ルパンの作者ルブランにも同じくらいたくさんあるものと思い込んでいた」
「心理小説や戯曲を書き、文学的な評価を望んで、経済的に恵まれない苦節十余年を過ごしたルブランは、
 ルパン物の成功を喜ぶ一方、心中には複雑なものもあったようだ。当時、冒険小説やミステリは大衆ジャ
 ンルとして低く見られており、人気と文学的評価は必ずしも一致しなかった。読者や出版社の要望と、自分
  自身の作家としての指向に引き裂かれながら、精いっぱい生き、そして書いた作者の生涯を知ると、ルパ
  ンの魅力がまたいっそう輝く」

TOKYO WEB
https://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2019110302000176.html


ジャック・ドゥルワール/小林佐江子 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
世界中で絶大な人気を誇りつづける《怪盗紳士アルセーヌ・ルパン》
の生みの親、モーリス・ルブランの初の伝記。ルパン研究の第一人者
がついに成し遂げた、ミステリ・ファン待望の決定版。


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