小説推理11月号で『火の書』が紹介されました。
評者はアンソロジストの東雅夫氏。
「惚れぼれするほど大胆不敵なブック・デザイン」
「鏡花のある種の作品に見られる倒錯性に通い合うものがある点が、なかなかに興味深い」
「思わず内外の怪奇幻想作家と引き較べたくなる誘惑に読者を駆り立てるグラビンスキ」
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
生誕130年を迎えた、ポーランド随一の狂気的恐怖小説作家による怪奇
幻想作品集。〈火〉に纏わる短篇小説と、自伝的エッセイ、インタビューを
収録。病み憑きの陶酔と惑乱の書。