日経新聞8/26付で『図像だらけの中国』が紹介されました。
評者は明治大学教授の加藤徹氏。
「従来の西洋中心主義的な芸術論を批判し、中国人にとって図像を作ったり見たりすることの意味が、
西洋人とはまるで違っていたことを明らかにする。(中略)中国側の文献もていねいにあたり、西洋の
自画自賛の真相を洗い出す」
「日本の芸術を考えるうえでも示唆に富む」
「学術的で、深くて広い。訳文は読みやすく、図版も豊富で、東洋人と西洋人の発想の違いという視点
も刺激的である」
クレイグ・クルナス/武田雅哉 訳
定価 5,616円(本体価格5,200円)
《ピクチャーとペインティング》《天・地・人》《ミメーシス》《木版画複製》
《エロティック絵画》等のテーマを軸に、視覚文化にかかわる複雑多彩な
問題を西欧の碩学が自在に論じつくす。図版100点。