東京新聞6/5付夕刊で『後藤明生コレクション』が紹介されました。
「後藤は世界との関わり方を違う角度で表現」
「主人公の哀愁や人や社会との関係性をグロテスクなユーモアとして描いたのは
ゴーゴリ譲り。そこが、再び脚光を浴びた根拠であろう」

事物や人間の関係性へと思索をめぐらし、鋭敏な批評眼と
ユーモラスな姿勢を貫いた作家、後藤明生。 その粒ぞろい
の作品の中から後藤と縁の深い編集委員たちによる選り
すぐりの作品を集大成。 「内向の世代」の旗手による、今
こそ読まれるべき珠玉の作品群。
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