評者はエッセイストの平松洋子氏。
連載「今月買った本」の中で、
「ラーメンを日本の国民食と位置づけ、その歴史を俯瞰しながら、文化・政治・経済的存在としての
意味と価値を見出す」
「とくにラーメン好きでなくたって、満足感一杯になります」と紹介されています。

ジョージ・ソルト/野下祥子 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
アメリカ人歴史学者が明らかにするラーメンの歴史。機密扱いだった
占領軍の文書や多くの資料を駆使して、ラーメンが労働者の食べ物
から世界の「Ramen」へ飛躍した経緯と、国際政策が「食」に及ぼす
影響を検証する。