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『二楽荘史談』図書新聞3/13付で紹介されました。

更新日:2015/03/13

 図書新聞3/13付で『二楽荘史談』が取り上げられました。

評者は広島大学大学院准教授の白須淨眞氏。

「二楽荘の実に綿密であまりにも実証的な復元は、本書の高評されるべき成果であり、その努力に敬意を
 表したい。」
「あまたある近代日本の私邸のなかでこの二楽荘が注目されるのは、明治政府と競うかのように近代化を
 達成した西本願寺教団その門主の私邸であったことだけが理由ではない。世界的視野を持つ多くの人材
 を自ら育成し、海外開教・布教活動、大谷探検隊と通称されるアジア広域調査活動までも展開した光瑞
 の世界観がそこに凝縮されているからだろう。」
「いまだに毀誉褒貶のなかにある光瑞を、近代史上の光瑞へと転化せよ、より鮮明な光瑞の歴史的実像に
 迫れと、痛く研究意欲をくすぐる一書であった。」



9784336058300.jpg『二楽荘史談』
和田秀寿 編著/片山章雄・掬月誓成 著
定価 3,888円(本体価格3,600円)
大谷光瑞が六甲山中に築いた別邸二楽荘。各国様式を模した部屋、
探検隊将来品の展示、園芸や気象観測、不審火による炎上......。
当時の新聞や資料を渉猟しながら「本邦無二の珍建築」(伊東忠太)
と称された二楽荘の謎を追う!

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