10/24刊週刊文春10/31号で、『三面記事の歴史』が紹介されました。
評者はフランス文学者の鹿島茂氏。
「この本が興味深いのは、有名作家や画家たちがインスピレーションを
いかに三面記事に負うているかが具体的に例証されていること。(中略)
三面記事的な猟奇犯罪ほど作家的想像力を刺激するものはないのだ。」
ロミ 著
土屋和之 訳
定価 3,990円(本体価格3,800円)
中世から現代まで、興味の尽きない「三面記事」を収集、
その変遷と不可思議を250に及ぶ貴重な図版とともに
跡づけた豪華奇書。多種多彩なゴシップを博物誌的に
精査して、人の好奇心と普遍的な愚かしさをも炙りだす。