12/9読売新聞で『定本 上田秋成研究序説』が紹介されました。
評者は社会学者で東京工業大教授の橋爪大三郎氏。
「高田氏の文体は、端然、透徹、創意に満ち、(中略)秋成という個性の解明でありながら、
国文学の枠を超えた普遍的な視野を与えてくれる。」
「後世に残したい秀作である。」
と評していただいています。
高田衛 著
定価 12,600円(本体価格12,000円)
昭和43年にごく少部数が刊行されたきり、
長らく入手困難であった、近世文学の泰斗・
高田衛の原点であり代表作である、
上田秋成をめぐる研究書が遂に復刊なる。
原本に新たに『春雨物語』に関する論考を付した決定版。