各界著名人による各界著名人による私が選ぶ国書刊行会の3冊

各界著名人の方々に「私が選ぶ国書刊行会の3冊」と題して
各3点(シリーズ含む)を選書いただきました。
本ページではその推薦者と推薦書、コメント(一部抜粋)を紹介いたします。
各推薦者によるコメントの全文は、
フェア開催書店で無料頒布する創業50周年記念小冊子『私が選ぶ国書刊行会の3冊』に掲載しております。
詳細はフェア情報ページのフェア開催書店リストをご確認ください。

  • 『黒魔団』(デニス・ホイートリー黒魔術小説傑作選1)

    推薦者:杉江松恋

    最初に買った国書刊行会の本は『黒魔団』で、オカルトに関心があった十代で読んだ。

  • 『JR』

    推薦者:杉江松恋

    最も苦労して、しかしおもしろく読んだのは、書評家になってから手に取った『JR』だ。

  • 『さらば、シェヘラザード』(ドーキー・アーカイヴ)

    推薦者:杉江松恋

    なんで初期ウェストレイクでこの長篇だけ出なかったんだろうと思っていたのだが、読んで納得した。

  • 『世界×現在×文学 作家ファイル』

    推薦者:瀧井朝世

    気になる作家のページに付箋を貼り、メモして書店に通ったものだ。

  • 『魔法の書』(文学の冒険)

    推薦者:瀧井朝世

    忘れがたいのはたった5行の「タブー」で、これまでの人生で一番笑った掌編

  • 《短篇小説の快楽》(全5巻)

    推薦者:瀧井朝世

    装丁も美しく、全巻揃えた時は嬉しくもあり、これが最終巻かと寂しくもあった。またこんなシリーズが読みたい。

  • 《日本幻想文学集成》(全33巻)

    推薦者:谷崎由依

    「夢十夜」も「風博士」も、かねて知っていた漱石や安吾より肌に合うと感じた。

  • 『創造者』(新装版)

    推薦者:谷崎由依

    削ぎ落とされた書き手の言葉が、読まれることにより翼を広げる余地がこの組版にはある

  • 『ラピスラズリ』

    推薦者:谷崎由依

    幻想文学へ向かう理由はひとそれぞれだろうけど、わたしの場合それは孤独だったと思う。

  • 『完訳 エリア随筆』(全4巻)

    推薦者:垂野創一郎

    何ということもない雑談の集成だが、これほど滋味豊かな雑談も珍しかろう。

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