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評伝 堀田正睦

土居良三 著

定価 2,750円（本体価格2,500円）

ISBN 978-4-336-04524-9 / Cコード 0023

幕末、筆頭老中として米国ハリスとの外交交渉にあたり、日米通商条約を調印に導く。近代日米外交の歴史的役割を果たした堀田の本質を時代総体からダイナミックに探る。

乃木将軍の御生涯とその精神

小堀桂一郎 著

定価 1,100円（本体価格1,000円）

ISBN 978-4-336-04536-2

明治の二大文豪夏目漱石と森鷗外の作品を通して、著者が乃木将軍の御生涯と殉死の事件から「明治の精神」を提唱する。

「心の病」発病メカニズムと治療法の研究

精神保健福祉学序説

宇野弘之 著

定価 4,180円（本体価格3,800円）

ISBN 978-4-336-04539-3

臨床福祉の現場にある著者が、現代ストレス社会にあって心の病で苦しむ大勢の人たちの治療救済の道を探究した成果。西洋思想の上に東洋思想とくに仏教思想を加味して論述する。

日本語科学 13

国立国語研究所 編

日本語科学

定価 3,300円（本体価格3,000円）

ISBN 978-4-336-04540-9

社会生活の多様化の中で、国語・言語生活もさまざまな様相を示している。本書は国語研究所内外の最新の研究成果を収載。日本語とその周辺の学際的研究誌。年２回刊行。学会研究動向記録を付す。

社会科教育の国際化課題

深草正博 著

定価 6,194円（本体価格5,631円）

ISBN 978-4-336-03700-8

社会科教育を国際化の問題として考える著者が西欧文明・日本文化・歴史・現代の「三つの相対化」に着想、社会科を歴史教育に偏らず総合教科と考え、地理・経済・倫理も「三つの相対化」の観点から論じた。

円山四条派 4

佐々木丞平／佐々木正子 編著

古画総覧　第１期　円山四条派系 4

定価 107,800円（本体価格98,000円）

ISBN 978-4-336-04174-6

収録作家：呉春、高倉在孝、原在照、原在中、原在明、岡本茂彦、森周峰、巨勢小石、村上松堂、三畠上龍、藤井松林、真龍、岡本亮彦、横山清暉、岡嶋清曠、奥村石蘭、柴田是真（5に続く）。

近世民間異聞怪談集成

堤邦彦／杉本好伸 編

江戸怪異綺想文芸大系 5

定価 19,800円（本体価格18,000円）

ISBN 978-4-336-04275-0

化物屋敷伝承、死霊結婚の因習、地獄めぐり――民俗性の強い地方奇談集を中心に、都市部で刊行された怪異談集、弁惑物、蘇生・廻獄譚まで。数多の魅力溢れる物語を内蔵する日本各地の奇談異聞集13篇を収録。

報仇奇談自来也説話/近世怪談霜夜星

感和亭鬼武／柳亭種彦 著
須永朝彦 編

現代語訳　江戸の伝奇小説 5

定価 4,620円（本体価格4,200円）

ISBN 978-4-336-04405-1

義賊自来也こと尾形周馬が蝦蟇の妖術で仇敵石堂家の滅亡を謀る忍術伝奇譚の祖ともいうべき『自来也説話』。醜婦の怨念が蛇と化して数々の祟りをなす……「四谷怪談」と通底する因果の物語『霜夜星』。

屋根裏の二処女

吉屋信子 著
嶽本野ばら 監修・解説
中原淳一 装幀・装画

吉屋信子乙女小説コレクション 2

定価 2,090円（本体価格1,900円）

ISBN 978-4-336-04483-9

寄宿舎を舞台に章子と環という二人の〈処女〉が永遠の愛を追い求める孤独と苦悩の日々。信子が弱冠二十三歳で書き上げた重厚なる半自伝的長篇。長らく秘かに読み継がれてきた清く美しい物語。

講座　台湾文学

山口守 編著
藤井省三 著
河原功／垂水千恵 訳

定価 2,420円（本体価格2,200円）

ISBN 978-4-336-04514-0

複数の言語・民族からなる豊かな台湾文学の世界を一望する入門書。苦難の歴史を乗り越え、アイデンティティを模索し続けてきた台湾文学の歩みを紹介。映画や演劇など文化に関するコラムも併録。写真多数。