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  4. 渋沢栄一 92年の生涯 夏の巻

シブサワエイイチ キュウジュウニネンノショウガイ ナツノマキ

渋沢栄一 92年の生涯 夏の巻

発売日 2021/01/22

判型 四六判   ISBN 978-4-336-07096-8

Cコード 0095

定価 2,200円 (本体価格2,000円)

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内容紹介

渋沢栄一の間近にいた秘書による記録であり、渋沢自身によって辞句や出来ごとの経緯などが改められた「事実のみ誇張なし、ありのまま」の渋沢栄一伝。
〈夏の巻〉大蔵省高官として銀行法などをまとめ、今で言えば次官の位を捨てて野に下った渋沢は、日本初の銀行を誕生させ、商法会議所を組織すると、銀行・証券・保険といった金融にとどまらず、鉄道、海運、通信、製紙、紡績、造船、鉄鋼、ガス、電気、農業、土地開発等々、将来の日本経済を支える企業を次々に立ち上げていく。

続く〈秋の巻〉では、道徳と経済の両立を目指し教育分野に力を入れる姿を描く。
〈冬の巻〉では、病院、福祉施設の設立に尽力、また民間外交の道を開く姿が語られる。

著者紹介

白石喜太郎 (シライシキタロウ)

明治21年、土佐生まれ。東京高等商業学校(現一橋大学)出身。第一銀行で働く。後に渋沢栄一事務所に入所以来、渋沢の晩年まで秘書を務めた。昭和20年没。

目次

 一、実業的活動の総本部 
    第一国立銀行の誕生 
     ・ 創立せらるるまで 
     ・ 総監役 
    最初のテスト 
    古河市兵衛 
 二、社会人としての活躍の基礎 
    東京市養育院の誕生 
    伸び行く養育院 
 三、実業界の基礎工事 
    第一国立銀行の成長 
     ・アラン・シャンド 
     ・官金引上げ 
     ・改正国立銀行条例 
     ・融界の先達 
    王子製紙会社 
    拓善会と銀行集会所 
    手形交換所 
    商業会議所 
     ・東京商法会議所 
     ・東京商工会 
    『合本組織』の主張
     ・その根拠 
     ・主義の固執 
    日本郵船会社 
     ・海運業の黎明 
     ・海の王者三菱との対抗 
     ・日本郵船会社成る 
     ・ボンベイ航路の開設 
    日本鉄道会社 
    東洋紡績会社 
    東京海上保険会社 
    北海道炭鉱鉄道会社
     ・設立 
     ・成長 
    大日本麦酒会社 
    大日本人造肥料会社 
    東京石川島造船所 
    パブリック・ユーティリティー  
     ・東京瓦斯会社 
     ・講壇に説く 
     ・東京電燈会社と電話民営 
    帝国ホテル 
    日本瓦斯製造会社 
    東京帽子会社と魚介養殖会社   
    足尾銅山 
    浅野セメント会社 
    一にも渋沢さん二にも渋沢さん 
    佐々木勇之助氏 
 四、社会人としての活動 
    商法講習所 
    東京女学館 
    東京慈恵会 
    竜門社 
     ・特異なる養生過程とその性質 
     ・踏みしめて行く基礎 
     ・報国会 
 五、家庭 
    母梅光院の死去 
    悲喜こもごも至る 
    返る春 
    邸宅 
 六、危難 
    東京水道鉄管事件 
    癌 
 七、朝鮮開発 
    第一銀行の組織改正と朝鮮進出   
    京仁鉄道会社 
    朝鮮訪問 
    京釜鉄道会社 
 八、授爵の恩命 
 九、政治界入の勧誘 
    伊藤博文の政党組織 
    井上流産内閣 
 十、本位制の実施 
 十一、欧米旅行 
     随行の人々 
     米国を訪ねて 
     パリにつくまで 
     帰朝まで 
 十二、東京高等商業学校 
 十三、公爵徳川慶喜 
 十四、大患

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実業家引退宣言の後も世話役として多数の企業に関わり、関東大震災からの復興にも尽力…

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攘夷志士転じて幕臣となり、生涯を決定するフランスへ。倒幕の知らせを受けて帰国後は…


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