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チュウセイゼンシュウニオケルコウアンゼンノケンキュウ

中世禅宗における公案禅の研究

発売日 2011/03/03

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05335-0

ページ数 662 頁   Cコード 3015

定価 8,580円 (本体価格7,800円)

内容紹介

近世の禅宗が否定し淘汰し去った中世禅宗の豊かな公案の世界を綿密な資料調査から浮かび上がらせた画期的研究。碧厳密参録、幻住派密参録の翻刻を収録するなど、資料としても充実。

著者紹介

安藤嘉則 (アンドウヨリノリ)

1958年生まれ。東北大学大学院印度学仏教史専攻博士課程単位取得修了。駒沢女子大学教授。

目次

はしがき

第一部 中世禅宗の密参録文献の研究
 第一章 大徳寺派の密参録文献について
 第二章 妙心寺派の密参録文献について
 第三章 『大燈百二十則』から『宗門葛藤集』へ
 第四章 幻住派の密参禅
 第五章 中世禅宗における公案修行と密参録文献の諸問題

第二部 中世禅宗の語録抄文献の研究
 第一章 中世禅宗における碧巌録抄の研究
 第二章 中世臨済宗における臨済録抄の研究
 第三章 碧巌録抄の諸写本について

第三部 中世後期臨済宗における入室・陞座の研究
 第一章 中世臨済宗における入室について
 第二章 中世禅宗における拈香・陞座について

第四部 中世禅宗の公案禅に関する新出資料の研究
 第一章 東陽英朝の『堆雲夜話』について
 第二章 西教寺蔵大徳寺派密参録について
 第三章 南源恭薫の臨済録抄について

第五部 中世禅宗の公案禅資料

おわりに

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