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エイガロンソウロクジュウサン

映画論叢 63

発売日 2023/07/18

判型 A5判   ISBN 978-4-336-07542-0

ページ数 128 頁   Cコード 0374

定価 1,100円 (本体価格1,000円)

内容紹介

大島渚『愛のコリーダ』『戦メリ』に助監督として参加。実相寺昭雄の薫陶を受け、カルトドラマ『シルバー仮面』を演出した佐藤静夫監督、映画誌初登場! 1940年東京オリンピックを呼んだ活動弁士・森鷗光。大映の蛇女優・毛利郁子の数奇な人生。ピンク映画スター山本昌平の多芸ぶり。小平裕監督と東映の仲間たち……等々、今号も映画史的新事実を発掘。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

大島渚、実相寺昭雄、そして坂本龍一
武器は卒塔婆だ!シルバー仮面 監督・佐藤静夫インタビュー

帝國館、活動倶楽部、新宿ムーランルージュ、生命石パイプ
1940年東京オリンピック招致 謎の活動弁士 鷗光・森富太

時代劇に怪奇性を求めて 第二回
大映怪奇映画スター 蛇女優・毛利郁子をご存知ですか?

東制労闘争の仲間たち、『青い性』、『新宿酔いどれ番地・人斬り鉄』
『喧嘩道』へのみち 映画監督・小平裕インタビュー

ジョン・フォードの世界 『太陽は光り輝く』を再評価せよ
独立系成人映画再考 ピンクスター山本昌平、脚本にも手を出す
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好評連載
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問題提起
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