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  4. 台湾・尖閣を守る「日米台連携メカニズム」の構築

タイワン・センカクヲマオル 「ニチベイタイレンケイメカニズム」ノコウチク

台湾・尖閣を守る「日米台連携メカニズム」の構築

発売日 2021/11/25

判型 四六判   ISBN 978-4-336-07264-1

ページ数 472 頁   Cコード 0031

定価 3,300円 (本体価格3,000円)

内容紹介

中国の台湾・尖閣に対する軍事的冒険を抑止できるか。 その鍵は日米台の連携強化にあり、具体的方策を説く国民必読書の決定版。
中国は、台湾の平和的統一を目指す努力は放棄しないとしつつも、武力行使を放棄していないことをたびたび表明し、軍事的威嚇を繰り返している。
中台間の軍事バランスは中国有利に傾き、その差は年々拡大しつつあり、中国の武力行使は実際に生起する可能性があり、その事態は切迫しつつあると考えなければならない。
他方、歴史的にも国際法上も日本固有の領土である尖閣諸島について、中国は、「 釣魚島(日本名は魚釣島)およびその付属島嶼(尖閣諸島)は…、台湾の付属島嶼」であり、「台湾とその附属島嶼である釣魚島は中国の不可分の領土の一部である」との独自の主張に基づき、中国海警局の艦船がほぼ毎日尖閣諸島周辺の接続水域において確認されるとともに、わが国領海への侵入を繰り返している。このように、中国の「力を背景とした一方的な現状変更の試み」はますます深刻化している。
つまり、中国の台湾統一に向けた武力行使の範囲には日本の尖閣諸島が含まれており、同諸島を焦点とした日本の南西地方有事は、台湾有事と同時に生起する可能性が高いと見なければならない。
まさに台湾有事は日本有事であり、その意味からも日本と台湾は「運命共同体」として死活的利害を共有していると言っても過言ではない。
「台湾が危ない・日本も危ない!」この危機に際し、日台双方はもとより、日米台3か国の協力連携の取り組みの必要性は、避けて通れない喫緊の課題である。
本書は、日本と台湾は正式の国交がなく、「非政府間の実務関係」という政治外交的困難の下に置かれているが、日米安保条約と台湾関係法を一体化させ、いまこそ日米台3か国の安全保障・防衛協力の強化に向け、連携して今後の可能性を最大限に模索することが急務であることを説き、国民と共に考えるための情報を提供する、

著者紹介

日本安全保障戦略研究所 (二ホンアンゼンホショウセンリャクケンキュウジョ)

共同執筆者略歴:
小川清史(おがわ きよし)
元・西部方面総監(陸将)

小野田 治(おのだ おさむ)
元・航空教育集団司令官(空将)

邱 伯浩(キュウ ボウハオハ)
元・台湾国防大学戰略研究所專任助教授(陸軍大佐)

髙井 晉(たかい すすむ)
元・防衛研究所図書館長

樋口譲次(ひぐち じょうじ)
元・陸上自衛隊幹部学校長(陸将)

矢野一樹(やの かずき)
元・潜水艦隊司令官(海将)

矢野義昭(やの よしあき)
元・陸上自衛隊小平学校副校長(陸将補)

目次

第1部 日台運命共同体――日本と台湾の交流の歴史 
第1章 日台の「歴史と友情の絆」が紡いだ「本当の友人の関係」 
第2章 日台関係の歴史 
第3章 台湾防衛の意義と日台関係の今後 

第2部 台湾の危機は日本の危機――台湾の安全保障と日本 
第1章 台湾海峡危機の歴史 
第2章 現在の台湾の安全保障戦略 
第3章 台湾に迫る危機の実態 

第3部 米中本格対立の最前線に立つ日本と台湾
第1章 米中本格的対立(新冷戦)の到来 
第2章 米国と台湾との安全保障関係 
第3章 東アジアの安全保障環境の変化と台湾防衛 
第4章 コロナ禍で激変する国際秩序 

第4部 中国の台湾・尖閣侵攻の脅威と日本の採るべき戦略
第1章 米国との対決姿勢を鮮明にした中国の国家戦略 
第2章 台湾及び尖閣諸島に対する軍事侵攻の分析 
第3章 中国の覇権的行動の抑止 
第4章 台湾防衛に寄与するための日本としての方策 

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