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マヨナカノデントウ ヨギリノカシ

真夜中の伝統/夜霧の河岸

発売日 2023/07/21

判型 四六判   ISBN 978-4-336-07257-3

ページ数 392 頁   Cコード 0097

定価 6,380円 (本体価格5,800円)

内容紹介

映画『霧の波止場』の原作として名高い、ニヒルな傑作長編『夜霧の河岸』。久生十蘭が『金狼』の下敷きにした、パリの幻影の夜をめぐる暗黒小説『真夜中の伝統』。港町の娼家が舞台となる珠玉の推理短編『赤線地区』。3編すべてが初訳。

ピエール・マッコルランは、現代に復活させてしかるべき作家である。——澁澤龍彦
澁澤龍彦をはじめ、アルトー、クノー、ヴィアン、セリーヌ、マルロー、プレヴェール、生田耕作らが熱愛してやまなかった、20世紀フランスの奇妙な作家マッコルラン。幻想味に満ちてユーモアに溢れる傑作小説を集大成した、本邦初の3冊本選集がついに完結なる!!

著者紹介

ピエール・マッコルラン (ピエールマッコルラン)

(1882-1970) Pierre MacOrlan
フランスの作家。第一次大戦前のモンマルトルでアポリネールやピカソら多くの芸術家たちと交わり、その後ヨーロッパ各地や北アフリカを放浪する。ユーモアあふれるファンタスティックな作風で本国フランスでは幅広い人気を誇る。1950年にはアカデミー・ゴンクールのメンバーに選ばれ、1966年にレジオン・ドヌール勲章を受ける。代表作『夜霧の河岸』はマルセル・カルネの映画『霧の波止場』の原作として有名。

昼間賢 (ヒルマケン)

1971年生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。現在、東京理科大学教養教育研究院教授。共著に『写真と文学』(平凡社)、『異貌のパリ 1919-1939』(水声社)、訳書に『パリ南西東北』(サンドラール、月曜社)、『写真幻想』(マッコルラン、平凡社)等がある。

渋谷豊 (シブヤユタカ)

1968年生まれ。信州大学人文学部教授。パリ第四大学文学博士。訳書に『ぼくのともだち』(ボーヴ、白水社)、『母の家で過ごした三日間』(ヴェイエルガンス、白水社)、『人間の大地』(サン=テグジュペリ、光文社古典新訳文庫)、『ドルジェル伯の舞踏会』(ラディゲ、光文社古典新訳文庫)等がある。

目次

「夜霧の河岸」
「真夜中の伝統」
「赤線地区」

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