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チュウゴクハンカイシノケンキュウ

酒井忠夫著作集 3  中国帮会史の研究

紅帮篇  

発売日 2012/12

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05631-3

ページ数 420 頁   Cコード 0322

定価 11,000円 (本体価格10,000円)

内容紹介

広東省東部で生まれた天地会、四川地域の無頼層と外来の流氓無頼集団を基礎とする哥老会が、紅帮と呼ばれるまでの過程を考察し、太平天国の乱、辛亥革命、日華事変、大東亜戦争等の紅帮の関わり方を述べる。

著者紹介

酒井忠夫 (サカイタダオ)

1912年3月25日 福井県坂井郡棗村小幡に生まれる。
1935年3月、東京文理科大学東洋史学科卒業
1935年4月、東京文理科大学助手(東洋史学教室勤務)。
1964年4月、東京教育大学教授。
1974年5月、筑波大学教授・附属図書館長。
1975年4月、筑波大学名誉教授。
主著に、『中国善書の研究』(弘文堂、1960年)、『酒井忠夫著作集』(国書刊行会、1997年~2011年、全6巻)がある。
2010年2月19日逝去。

目次

序 説
第一章 帮会民衆の意識と結義兄弟意識
第二章 中国史上の氓・無頼と流氓
第三章 閩粤より台湾への農民・民衆の流移住と台湾の農民・民衆運動
第四章 台湾閩粤社会の械闘と天地会の成立
第五章 四川への農民の移住と嘓嚕
第六章 天地会の西漸と白蓮教運動
第七章 会匪・教匪の競合と哥老会の成立、その拡延
第八章 現代中国の紅帮
参考地図
索引

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