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ニホンジンノゲンゴカントソノミライ

日本人の言語観とその未来

日本語はいかにつくりあげられるべきか  

山田豪

発売日 2011/05/19

判型 四六判   ISBN 978-4-336-05342-8

ページ数 424 頁   Cコード 0081

定価 3,080円 (本体価格2,800円)

内容紹介

長年英語教育に関わった著者が教育現場から日本語の過去・現在・未来を見据え、その目指すべきあり方を提言する根源的日本語論。

著者紹介

山田豪 (ヤマダツヨシ)

青山学院大学大学院博士課程英米文学専攻満期退学。東京都立工業高等専門学校・東京都立産業技術高等専門学校名誉教授。

目次

はじめに
第一章 和語の世界
 一、照葉樹林気候帯とは何か
 二、古今和歌集の序――まな序とかな序の比較
 三、漢語と大和言葉
 四、大和言葉の世界とはどのようなものか
 五、方言
第二章 幕末以降の国語国字問題
 一、発端
 二、西欧の衝撃
 三、国語国字問題
 四、日本語に主語は必要か
 五、漢字基本の言葉、かな中心の言葉 
第三章 西欧というステージとソシュールの言葉論
 一、西欧のステージと日本のステージ
 二、解放のための言語
 三、普遍性に基づく新しい母語・日本語を求めて  
第四章 己を生かす言葉の使い方
 一、言葉の主人性と人間の主人公性の回復
 二、日本語における二つの世界
第五章 英語教育
 一、英語学習の目的
 二、原則性に基づいた実際的学習と内容構築学習
 三、経緯
 四、学習環境
 五、硬直した英語学習
 六、英文法の位置
おわりに

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