タクボクカルタ
啄木かるた
新装版
発売日 2001/12/15
判型 ISBN 978-4-336-04390-0
定価 3,080円 (本体価格2,800円)
故郷の訛なつかし停車場の……など、今日でも親しまれている石川啄木の短歌のうち50句を上の句と下の句にわけ、取り札の1枚1枚に淳一の手による少女の姿が描かれた抒情溢れるかるた。淳一作付録の決定版。
石川啄木 (イシカワタクボク)
中原淳一 (ナカハラジュンイチ)
幼少の時より絵や造形に才能を示し、18歳の時に趣味で作ったフランス人形が認められ東京の百貨店で個展を開催。それがきっかけで雑誌『少女の友』の挿絵、口絵、表紙絵、付録等を手掛けるようになり、一世を風靡する人気画家となる。
終戦後は、女性に夢と希望を与える雑誌『それいゆ』(1946年)、『ひまわり』(1947年)、『ジュニアそれいゆ』(1954年)『女の部屋』(1970年)を相続いて創刊して現在の女性誌の基礎を作っただけでなく、イラストレーター、ファッションデザイナー、スタイリスト、インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮、その全ての分野において現代につながる先駆的な存在となる。昭和30年代半ば病に倒れ、長い療養生活の後、1983年に70歳で逝去。