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『インディゴ』クレメンス・J・ゼッツ氏がビューヒナー賞受賞!

2021/07/21 トピックス

『インディゴ』の著者クレメンス・J・ゼッツ氏がドイツ語圏文学で最高の栄誉、ビューヒナー賞を
受賞いたしました。

「ドイツ語で執筆し、作品を通じて際立ち、現代のドイツの文化的生活を形作る上で重要な役割
を果たす」作家におくられるもので、過去にエーリッヒ・ケストナーやギュンター・グラス、トーマス・
ベルンハルトらも受賞しています。

ゲオルク・ビューヒナー賞公式サイト
https://www.deutscheakademie.de/de/auszeichnungen/georg-buechner-preis


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クレメンス・J・ゼッツ/犬飼彩乃 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
円城塔、山本貴光両氏推薦!
謎多き病、消息を絶つ子供たち......その謎を探ろうとして解雇された数
学教師は果たして犯罪に手を染めたのか? 15年後、かつての教え子
は真相を追いかけていく。神童ゼッツによる傑作長篇がついに邦訳!



ドイツ言語文学アカデミーによるプレスリリース               
2021年7月20日
クレメンス・J・ゼッツのゲオルク・ビューヒナー賞2021受賞のお知らせ


 ドイツ言語文学アカデミーは、作家クレメンス・J・ゼッツへゲオルク・ビューヒナー賞2021を授与することにいたしました。賞とともに5万ユーロが贈られ、2021年11月6日に授賞式が執り行われる予定です。

選考委員会より:
「ドイツ言語文学アカデミーは、小説や短篇で人間のさまざまな限界領域 をくりかえし探究している言語の芸術家、クレメンス・J・ゼッツを顕彰します。時に不穏な彼の過激さは、きわめて深く人間中心主義的、人文学的な脈動を追いかけており、我々がいる現代の核心をえぐります。この人間愛 をクレメンス・J・ゼッツは、百科全書的知識や豊かな詩的・言語創造的イマジネーションと結びつけています。彼は驚嘆に値する多才さを活かして先鋭的な同時代性を呈示し、その一冊一冊の本に偉大なる文学の美しさと頑迷さを託しているのです」

 クレメンス・J・ゼッツは、1982年11月15日にグラーツで生まれ、2001年から2009年までグラーツ大学で数学とドイツ語・ドイツ文学を専攻。現在はウィーンに居を構え、小説、短篇、詩、演劇などを執筆している。さらには、ツイッターでも作品を公開し、英語からの翻訳も行っている。2010年ブレーメン市文学賞、2011年ライプツィヒ・ブックフェア賞、2013年ドイツ経済文化団文学賞、2015年ヴィルヘルム・ラーベ文学賞、2019年ベルリン文学賞、2020年クライスト賞など、多数の受賞歴がある。

 2007年デビュー作『息子らと惑星たち』、2009年に二作目『周波数』、さらに二年後の2011年には短篇集『マールシュタットの子供の時への愛』を出版し、ライプツィヒ・ブックフェア賞を受賞。続いて小説『インディゴ』(2012年、邦訳2021年)、そして高い評価を得た1000ページに及ぶ作品『女性とギターのあいだの時間』(2015年)は、哲学的なサイコスリラーのような長篇で、ヴィルヘルム・ラーベ文学賞を受賞。散文のほかに詩集『ダチョウのトランペット』(2014年)も出版。直近の著作としては、散文集『ボット――作者不在のインタビュー』(2018年)、短篇集『丸いものの慰め』(2019年)、エスペラント、ヴォラピュク、ブリスシンボルなど人工言語を学ぶ際の自己実験の結果を扱った書籍『ミツバチたちと不可視のもの』(2020年)などがある。


ゲオルク・ビューヒナー賞
ドイツ言語文学アカデミーは1951年以来、傑出した作家にゲオルク・ビューヒナー賞を授与しています。ドイツ連邦政府文化・メディア委任庁、ヘッセン州学術・芸術省、ダルムシュタット市が出資しています。

作品一覧(抜粋)
・2007年 小説『息子らと惑星たち』
・2009年 小説『周波数』
・2011年 短篇集『マールシュタットの子供の時への愛』
・2012年 小説『インディゴ』(邦訳2021年、国書刊行会)
・2014年 詩集『ダチョウのトランペット』
・2015年 短篇『ティル・オイレンシュピーゲル』
・2015年 短篇集『穀物のなかの鉛のような幸せ』
・2015年 小説『女性とギターのあいだの時間』
・2016年 テュービンゲン大詩学講義録『ぶらさがっている錘のしたに留まる』
     (カトリン・パシッヒとの共著)
・2018年 『ボット――作者不在のインタビュー』
・2019年 短篇集『丸いものの慰め』
・2020年 『ミツバチたちと不可視なもの』

演劇公演
・2017年 『国際連合』(マンハイムにて初演)
・2018年 『エリンニャ』(グラーツにて初演)
・2018年 『くいちがい』(シュトゥットガルトにて初演)
・2021年 『停まっている電車のなかでのささやき』(グラーツ/ミュンヘンにて初演)

受賞歴(抜粋)
2008年 「特に成功した文学デビュー」表彰
2008年 エルンスト・ウィルナー賞(短篇「てんびん」)
2010年 ブレーメン市文学賞(小説『周波数』)
2011年 ライプツィヒ・ブックフェア賞(短篇集『マールシュタットの子供の時代への愛』)
2010年 アウトスタンディング・アーティスト賞・文学部門
2013年 ドイツ経済文化団文学賞
2015年 ヴィルヘルム・ラーベ文学賞(小説『女性とギターのあいだの時間』)
2017年 シュタイアーマルク州文学賞
2018年 メルク・かけはし文学賞(小説『インディゴ』)
2019年 ベルリン文学賞
2020年 ヤーコプ・ヴァッサーマン文学賞
2020年 クライスト賞

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