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エシンニコウノカタルシンランショウニン

恵信尼公の語る親鸞聖人

発売日 2012/06

判型 四六判   ISBN 978-4-336-05515-6

ページ数 300 頁   Cコード 0015

定価 1,980円 (本体価格1,800円)

内容紹介

 親鸞聖人の妻恵信尼公は、聖人を生涯の伴侶として、どのように支え、感じ、愛と崇敬をもっておられたのであろうか。
 本書では恵信尼公の視点をお借りすることで、女性から見た親鸞聖人像を浮かび上がらせようとした。恵信尼公のお手紙(恵信尼文書)を繙き、お二人のお姿を偲ぶことにしよう。

著者紹介

宇野弘之 (ウノヒロユキ)

1944年、愛知県生まれ。宗教哲学者。
1969年、東洋大学大学院文学研究科修士課程修了。
1972年、同大学院博士課程でインド学仏教学を研鑽。
1998年、介護福祉士養成校として専門学校「新国際福祉カレッジ」(介護福祉学科)、救急救命士養成校として「国際医療福祉専門学校」(救急救命学科)千葉校を設置し、学校長に就任。
2004年、千葉校に理学療法学科を設置。
2007年、石川県に救急救命士、理学療法士、作業療法士を養成する国際医療福祉専門学校の七尾校、2011年、岩手県一関校に救急救命学科を設置し、学校長に就任。
 その他、多数の学校法人、社会福祉法人、医療法人社団の理事長を兼務する。
 著書に、『孫・子に贈る親鸞聖人の教え』(中外日報社発行、法藏館発売)、『蓮如 北陸伝道の真実』(北國新聞社)ほか多数。

目次

序に寄せて
目次
第一話
 仏教と女性差別
 法然上人の女人救済論
 親鸞聖人の女人成仏思想
 煩悩熾盛のわれらーー女人非器
 一般的な親鸞論
 なぜ聖人は妻を娶ったのか
 親鸞聖人の妻
 救世観音の夢告
 大乗菩薩道によるわれらの救済道
第二話
 叡山浄土教について
 恵信尼公は日本女性の模範か
 若き求道者親鸞
 小黒女房と善鸞
 師法然の専修念仏の一行道
 三大法難
 恵信尼文書
第三話
 親鸞から蓮如にいたる系譜(血脈)
 報恩講
 覚如の本願寺創立について
 親鸞廟堂をめぐるお家騒動
 覚信尼六十歳の遺言状
 親鸞聖人の後継者たち
結びに
参考文献
あとがき

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