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書籍詳細

映画論叢 58

エイガロンソウゴジュウハチ

映画論叢 58

丹野達弥

発売日
2021/11/15
判型
A5判
ISBN
978-4-336-07290-0
ページ数
128頁

定価 1,100円(本体価格1,000円)

※在庫あり

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内容紹介

赤狩りでキャリアが頓挫した俳優ハワード・ダフの数奇な人生。歌うスタア高田浩吉にみる歌謡映画の本質。英国職人監督ルイス・ギルバート再評価。トリヴィアルな視点からジョン・フォードを追究する新連載も開始。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

愛妻? アイダ・ルピノとの奇妙な関係
赤狩りの犠牲者 『特捜刑事サム』のハワード・ダフ
「大江戸出世小唄」「白鷺三味線」「伊豆の佐太郎」
「歌謡映画」とは何か? 歌う映画スター・高田浩吉
名作『捜索者』で語られない(語れない?)はなし
ポケットの奥のジョン・フォード
『父の暦』『あじさい心中』…無念の未映画化作品たち
晩年の旅に同行して 最後の恐竜 監督・小谷承靖
興亡「国際活映」のトリセツ 井上正夫、水谷八重子『寒椿』秘話
幻のコメディアン パン猪狩と私・或る友情の終わり
〝ケンクマン〟を演じたころ 高倉健と今井健二の微妙な関係
女性映画も上手かった 監督ルイス・ギルバートを語ろう
好評連載
フヰルム温故知新 『雷撃隊出動』は反東條映画だ/東映城の姫君と㊙女優・出演本数くらべ/独立系成人映画再考・音楽篇 大盛盛太郎も小川寛興も/水木洋子のXYZへの道 カルト作『怒りの孤島』
問題提起
ご当地演劇/ロッテン映画/松竹京都/コロナ下の映画上映