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書籍詳細

映画論叢 54

エイガロンソウゴジュウヨン

映画論叢 54

丹野達弥

発売日
2020/07
判型
A5判
ISBN
978-4-336-06678-7
ページ数
128頁

定価 1,100円(本体価格1,000円)

※在庫あり

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内容紹介

エースのジョーこと宍戸錠の素顔を共演者らが語る/忘れられた西部劇スター、オーディ・マーフィーを同時代ファンの視点で/謎多い内田吐夢、その人生の一断面/岡本喜八の傑作『殺人狂時代』はなぜオクラになったのか/名シャンソン歌手ミスタンゲットの女優としての仕事とは? 等々今号も映画史を掘り下げていきます。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

追悼・宍戸錠
 エースのジョーはそこにいた ダーティ工藤
 早撃ち エースのジョーの面目 五野上力
ガンファイトこそウェスタンの神髄 オーディ・マーフィがいた! 二階堂卓也
五社協定の呪い『殺人狂時代』はなぜオクラになったのか 小関太一
ルパンのイメージは高田稔か鈴木伝明か 探偵作家・甲賀三郎 湯浅篤志
謎多い巨匠の横顔 内田吐夢の岡山時代を検証する 世良利和
「シナリオ」誌よ、現役エールを 浦崎浩實
カーク・ダグラス追悼 真のリバラルだった男 瀬戸川宗太
女優としてのミスタンゲット 戸崎英一
売れそこなったコメディアン 早野凡平 飯田一雄
大正から昭和へ 映画論壇の行方 武田鐵太郎
独立系成人映画再考 クラシック界の大物続々 東舎利樹

ほか連載
フヰルム温故知新/B級映画を語る/《映画の見かた》の見かた/
デジタル過渡期の映画上映/演劇コラムなど