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書籍詳細

映画論叢 46

エイガロンソウヨンジュウロク

映画論叢 46

丹野達弥

発売日
2017/11/15
判型
A5判
ISBN
978-4-336-06229-1
ページ数
128頁

定価 1,100円(本体価格1,000円)

※在庫あり

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内容紹介

製作後44年ぶりの『脱出』上映で再評価された和田嘉訓監督の素顔。映画ファンですら誤解しているビスタ・サイズの真実。『生の輝き』で知られる歸山教正は日本映画の何を革新したのか。ジョン・フォード一家のスタントマンたち。黒澤組とピンク映画。等々マニア向けの話題が満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

『自動車泥棒』『脱出』の鬼才 和田嘉訓は未練なく東宝を去った……のか?

幻の作品『脱出』が完成後44年にして上映
『自動車泥棒』の鬼才 和田カックン伝説 小関太一
久々の連載復活! 小林喜三郎と山川吉太郎 『生の輝き』『深山の乙女』
歸山教正の周りを散歩する 冬樹薫
ビスタビジョンから生まれたサイズではない 大型映画の真実 ビスタ・サイズの誤解 内山一樹
テレビドラマが劇場用作品を凌ぐとき 山村聡版『華麗なる一族』万俵大介、我にあり。 濱田研吾
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