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書籍詳細

映画論叢 19

エイガロンソウ

映画論叢 19

丹野達弥

発売日
2008/11/19
判型
A5判
ISBN
978-4-336-05091-5
ページ数
128頁

定価 1,100円(本体価格1,000円)

※在庫あり

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内容紹介

日本映画マニア必携の本格映画誌。忘れられた映画人の発掘&再評価が メイン。俳優・三上真一郎の自伝「チンピラ役者の万華鏡」をはじめ名 物連載多々。今号も、戦前日活映画スタア・橘公子インタビュー、石堂 淑朗の小津論、終戦直後の満洲映画館事情など話題満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

日活で活躍した娘役スター 橘公子インタビュー 円尾敏郎
遠くて近い記憶 終戦前後大連の映画館 加納一朗
大庭秀雄と小津安二郎 短歌的叙情について 石堂淑朗
バンと呼ばれて60年 第五話
『紺碧の空遠く』をめぐって 井上和男
チンピラ役者の万華鏡 第八回 空手チョップに飛ばされる
力道山との邂逅 三上真一郎
音楽と戦争協力『米英撃滅の歌』 斉藤正夫
ストリップの元祖? 松井須磨子の真実 永田哲朗
あの時代は本当に良かったのか?『三丁目の夕日』考 冬樹薫
レポート 佐々木康生誕100年祭 湯澤利明

好評連載
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