書籍詳細

内容紹介
人生論集の集大成。 ドイツ哲学に精通した著者の様々な経験を通して人生の深淵と価値を提起、男子一生の問題を問う。池田俊二氏と「人生の自由と宿命について」対話。珍しい随筆集、等。
1.人生の深淵について 2.人生の価値について 3.人生の自由と宿命について 4.男子、一生の問題 5.随筆集 追補1.「思想」の大きさについて 小浜逸郎氏 追補2. ドイツからの手紙 川口マーン惠美氏
著者紹介
西尾幹二 (ニシオカンジ)
1935-2024年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。電気通信大学名誉教授。翻訳書にニーチェ『悲劇の誕生』(中公クラシックス)、ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』(中公クラシックス)など。著書に『江戸のダイナミズム』『異なる悲劇 日本とドイツ』(文藝春秋)、『ヨーロッパの個人主義』『自由の悲劇』(講談社現代新書)、『ヨーロッパ像の転換』『歴史の真贋』(新潮社)、『あなたは自由か』(ちくま新書)、『日本と西欧の五〇〇年史』 (筑摩選書)など。『西尾幹二全集』(全22巻、補巻2冊。国書刊行会)を刊行中。