書籍詳細
内容紹介
あてどなき放浪、波間に消えたいのち、日常に潜む光と影――カリブ海に浮かぶ小国ハイチに生をうけた、9人の現役作家による、透明なイメージでつむがれた、真珠のような物語13篇を収録。
著者紹介
フランケチエンヌ (フランケチエンヌ)
立花英裕 (タチバナヒデヒロ)
星埜守之 (ホシノモリユキ)
東京大学教授。1958年、米国ペンシルヴァニア州生まれ。東京大学大学院博士課程中退。専攻、フランス文学。著書に、『ジャン=ピエール・デュプレー――黒い太陽』(水声社)、『文化解体の想像力――シュルレアリスムと人類学的思考の近代』(人文書院、共著)、訳書に、ジャクリーヌ・シェニウー=ジャンドロン『シュルレアリスム』(人文書院、共訳)、パトリック・シャモワゾー『テキサコ(上・下)』(平凡社)、アンドレイ・マキーヌ『フランスの遺言書』(水声社、第8回日仏翻訳文学賞受賞)、アンドレ・ブルトン『魔術的芸術』(河出書房新社、共訳)、ジョナサン・リテル『慈しみの女神たち(上・下)』(集英社、共訳、第47回日本翻訳出版文化賞)などがある。