書籍詳細
イスラームシンコウトゲンダイシャカイ
イスラーム信仰と現代社会
- 発売日
- 2011/08/12
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 978-4-336-05213-1
- ページ数
- 243頁
定価 2,750円(本体価格2,500円)
内容紹介
政治・法律面での新たなイスラーム固有の意義、グローバル化時代にイスラーム信仰と法が果たすべき役割、日本におけるイスラーム伝来の事情と教義発展の必要性を明かす。
著者紹介
水谷周 (ミズタニマコト)
京都大学文学部卒、博士(イスラーム思想史)、(社)日本宗教信仰復興会議代表理事、日本ムスリム協会理事、国際宗教研究所顧問など。日本における宗教的覚醒とイスラームの深みと広さの啓発に努める。
著書多数:『イスラーム信仰概論』明石書店、2016年、『イスラームの善と悪』平凡社新書、2012年、『イスラーム信仰とその基礎概念』晃洋書房、2015年、『イスラーム信仰とアッラー』知泉書館、2010年。(以下は国書刊行会)『イスラーム信仰叢書』全10巻、総編集・著作、2010~12年、『クルアーン―やさしい和訳』監訳著、2019年、『黄金期イスラームの徒然草』2019年、『現代イスラームの徒然草』2020年、『イスラーム用語の新研究』2021年、『祈りは人の半分』鎌田東二共著、2021年、『信仰の滴』2022年、『信仰は訴える』2023年、『宗教と科学のせめぎ合い』2023年など。
マッラート・シブリー (マッラートシブリー)
1960年、レバノン生まれ。ユタ大学特命教授、並びに中東政治・法律教授、在レバノン、セント・ジョゼフ大学EUジョン・モネ・欧州法教授。
奥田敦 (オクダアツシ)
1960年、神奈川県生まれ。法学博士(中央大学、2005年)。慶應義塾大学総合政策学部教授、アレッポ大学学術交流日本センター副所長。専門はイスラーム法およびその関連諸領域、ガバナンス学、アラビア語。
四戸潤弥 (シノヘジュンヤ)
1952年、福島県郡山生まれ。同志社大学神学部・神学研究科教授。専門はイスラーム法およびアラビア語文法。
目次
はじめに
イスラームと現代政治――正像を求めて(水谷 周)
イスラーム法と国家の構築(シブリー・マッラート)
[特別寄稿] 中東における非暴力と民主的戦略
グローバル化時代のイスラーム信仰(奥田 敦)
現代社会とイスラーム――イスラーム信徒少数派社会、日本(四戸潤弥)