フライガールズ

フライガールズ

逆境を乗り越えた五人の女性パイロット  

キース・オブライエン 著
小林政子 訳

発売日 2023/08/24

判型 A5判   ISBN 978-4-336-07512-3

ページ数 340 頁   Cコード 0022

定価 3,960円 (本体価格3,600円)

【内容紹介】

大空を目指す!
1920年代、30年代の飛行機の黎明期に男性パイロットに交じってスピードと距離を競う航空レースに挑み、航空史にその名を残した五人の女性パイロット(ルイーズ・ターデン、アメリア・イアハート、ルース・エルダー、ルース・ニコルズ、フローレンス・クリンゲンスミス)の事実の物語。飛行機への憧れと挑戦、失敗、成功、そして人生の光と影を追う。

*「おもしろくて夢中になってしまう、伝記とテクノロジー史の合体」(「ネイチャー」誌)
*「隠れた人物に光を当てると、過去に活躍したのは男性ばかりだという考えが誤りであることがわかる。これは女性たちが飛行に挑んだ物語だ」(「タイム」誌)
*「細部まで丁寧にリサーチし、優れた描写で女性パイロットたちの闘いと航空史の空白を埋めるもの」(「ワシントンポスト」紙)。
*「爽快でわくわくする物語だが、壮烈な墜落事故をも追い、空中でも地上でも衝撃的であった悲劇が胸を打つ」(「ニューヨーク・タイムズ」紙)。

【著者紹介】

キース・オブライエン

『ニューヨークタイムズ』ベストセラー作家で、各種受賞歴のあるジャーナリスト。『ニューヨークタイムズ』『ワシントンポスト』『ポリティコ』等に寄稿し、米国公共放送等でもその記事が放送されている。ニューハンプシャー州在住。

小林政子 (コバヤシマサコ)

明治学院大学英文学科中退、外務省入省。リスボン大学留学後、1988年に外務省を早期退職して翻訳を志す。
主な訳書に、『私の見た日本人』(パール・バック著、2013年)、『壊血病』(2014年)、『最後のヴァイキング』(2017年)共にスティーブン・R・バウン著、『現代の死に方』(シェイマス・オウマハニー著、2018年)、『2084年報告書』(ジェームズ・ローレンス・パウエル著、2022年)(以上 国書刊行会より出版)。『ギリシャ人ピュテアスの大航海』(バリー・カンリフ著、2023年 青土社)などがある。