ポールサイモンゼンシシュウヲヨム

ポール・サイモン全詞集を読む

栩木伸明 著

発売日 2023/10/05

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-07480-5

ページ数 624 頁   Cコード 0073

定価 4,950円 (本体価格4,500円)

【内容紹介】

ポール・サイモンの文学的・詩的な歌詞の魅力そして凄さとはなにか? サイモン&ガーファンクル時代からソロ時代まで網羅した『ポール・サイモン全詞集』収録作品と最新作『七つの詩篇』(2023年)の全210曲をあらゆる角度から徹底解説、並外れた技巧と深みを湛えたポール・サイモンの歌詞世界の全貌を解き明かす――『全詞集』訳者による『全詞集』最良の副読本!


*関連書籍
『ポール・サイモン全詞集』栩木伸明訳
偉大なるアメリカン・ソングライター、50年の全仕事を集成――「サウンド・オブ・サイレンス」「ボクサー」「明日に架ける橋」などサイモン&ガーファンクル時代の名曲から、「僕とフリオと校庭で」「時の流れに」「グレイスランド」などソロ時代の傑作まで全203篇を収録。稀代のストーリーテラーにして詩人であるポール・サイモンの歌詞を文学作品として味わえる画期的新訳! 定価11000円(10%税込)


*お詫びと本文訂正*
本文192頁:(7行目:「二〇二三」→「二〇二二年」)
リアノン・ギデンズによる「アメリカの歌」歌唱の紹介について、時系列に間違いがありました。実際はニューポート・フォーク・フェスティバルよりもグラミー賞のトリビュート・コンサート(2022年4月6日)の方が先のパフォーマンスでした。編集部の確認ミスによる誤記であり、ここに訂正する次第です。

【著者紹介】

栩木伸明 (トチギノブアキ)

1958年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学教授。専攻は現代アイルランド文学・文化。著書に『アイルランド紀行』(中公新書)『アイルランドモノ語り』(みすず書房、読売文学賞受賞)、訳書にキアラン・カーソン 『シャムロック・ティー』(東京創元社)コルム・トビーン『ブルックリン』(白水社)ブルース・チャトウィン『黒ケ丘の上で』(みすず書房)などがある。