エフディーアールノショウグンタチ

FDRの将軍たち  

ローズヴェルトの最高司令部はいかにしてアメリカを勝利に導いたか  

ジョナサン・W・ジョーダン 著
中沢志保 訳

発売日 2022/12/05

判型 四六判   ISBN 978-4-336-07279-5

ページ数 506 頁   Cコード 0020

定価 4,180円 (本体価格3,800円)

【内容紹介】

ローズヴェルト、スティムソン、キング、マーシャル――性格も生い立ちも政治的立場もまったく異なっていた強烈な個性を持つこの4人は、歴史上最も壊滅的な戦争を通じて国を導き、アメリカが前例のない影響力を持つ新時代を切り開いてゆく。だが、そこに至る過程では、彼らを分断した数々の深刻な個人的・政治的相違を克服しなければならなかった。第二次大戦中のアメリカのリーダーたちを生き生きと描写し、戦勝がどのようにもたらされたのかについて深い洞察を求める、あらゆる人にとっての必読書。

【著者紹介】

ジョナサン・W・ジョーダン (ジョナサンダブリュージョーダン)

1967年アメリカ合衆国ジョージア州サバンナで生まれる。アラバマ州バーミンガムのサムフォード大学で会計学の学位、ヴァンダービルト大学で法学位を取得。テキサス州で9年間弁護士を務めた後、ジョージア州マリエッタに移り住む。現在、アトランタを拠点とする国際的な法律事務所、King & Spalding LLPの顧問。
『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーとなった『BROTHERS RIVALS VICTORS: Eisenhower, Patton, Bradley, and the Partnership that Drove the Allied Conquest in Europe』(2011)、2007年米国海事文学賞受賞作『LONE STAR NAVY: Texas, the Fight for the Gulf of Mexico, and the Shaping of the American West』(2007)など著書多数。また『The Armchair Reader』の寄稿者、『ウォール・ストリート・ジャーナルの常連書評家でもある。

中沢志保 (ナカザワシホ)

1955年長野県生まれ。津田塾大学大学院国際関係学研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。現在、文化学園大学国際文化学部教授。専攻、国際関係学・国際政治史。
著書に、『オッペンハイマー――原爆の父はなぜ水爆開発に反対したか――』(中央公論新社、1995年)、『ヘンリー・スティムソンと「アメリカの世紀」』(国書刊行会、2014年)、訳書に『ヘンリー・スティムソン回顧録(上・下)』(国書刊行会、2017、共訳)などがある。