ゼンガヒャクタン

禅画百譚

池上文僊 著

発売日 2019/09/24

判型 四六判   ISBN 978-4-336-06350-2

ページ数 288 頁   Cコード 0015

定価 3,850円 (本体価格3,500円)

【内容紹介】

幕末・明治の傑僧をはじめとして興趣に富む禅門の逸話・公案など100話を軽妙な禅画と洒脱で簡潔な解説で紹介。『無門関』公案の「頌」は、漢文・書き下し・わかりやすい現代語訳付き。禅僧61名の略歴、禅語に註を付け、巻末に解題を付する。禅画堂池上文僊師が清新な筆致で描く禅の境地。

【著者紹介】

池上文僊 (イケガミブンセン)

1887(明治20)年東京生まれ。本名は池上藤五郎。日本画を四条派の大家・野村文挙に学ぶ。のちに山水画・仏画・禅画に精進し、禅画に新境地を開き高津柏樹禅師より禅画堂の雅号を受ける。六朝風の書も得意とした。1921(大正10)年、33歳で逝去。著書に「禅画百譚」「禅機画趣 禅窓奇譚」「一棒一喝」などがある。