ヒカルゲンジトオンナギミタチ ジュンニントイロノシュウカツ
光源氏と女君たち 十人十色の終活
石村きみ子 著
発売日 2019/10/21
判型 四六判 ISBN 978-4-336-06336-6
ページ数 256 頁 Cコード 0020
定価 2,420円 (本体価格2,200円)
【内容紹介】
誰にも避けられない「老い」「終活」に精神的に癒されたり、共感できる本は? ありました『源氏物語』の中に!
本書では『源氏物語』の登場人物のシルバー以降を丹念に取り上げて人生の終焉まで原文からすくい上げました。『源氏物語』の本筋である華やかな恋愛物語部分である登場人物の若き日々にも触れ、物語を通読していない人には『源氏物語』を読み終えた満足感を、通読している人には、原文の良さを再確認でき、読み応えのあるものにしました。
瀬戸内寂聴さん推薦「源氏物語をはじめて読む人でもこの本の親切な解説と手引きにより、いつの間にか、自分も物語の中の魅力的な登場女性の一人になったような豪華な気分にされる」。
【著者紹介】
石村きみ子 (イシムラキミコ)
三重県伊勢市生まれ。國學院大學文学部卒業。文化出版局、講談社編集部にて女性誌、書籍の編集を担当。フリー編集者として『ビジュアル源氏物語』(デアゴスティーニ・ジャパン)の企画、コラムを担当。
『有職故実』(講談社学術文庫)の著者で『源氏物語』研究者の石村貞吉は祖父。
著作『光源氏と女君たち 十人十色の終活』(国書刊行会、2019年)。