ライメイトイナズマ

雷鳴と稲妻

気象の過去、現在、未来  

ローレン・レドニス 著
徳永里砂 訳

発売日 2018/10/22

判型 A4変型判   ISBN 978-4-336-06290-1

ページ数 272 頁   Cコード 0044

定価 9,680円 (本体価格8,800円)

【内容紹介】

PEN/E・O・ウィルソン科学文芸賞受賞作!
異常気象が日常化する現代。アメリカの新進気鋭作家が気象と人々のさまざまな関わりを、独創的なアートとルポルタージュで紡いだ渾身の作。
「『雷鳴と稲妻』でローレン・レドニスは、表現芸術と圧倒的な博識という独自の二重の迫力を合体させて、我々の頭上で起きていることについて全く斬新な見方を提供した。美しい挿絵に飾られた啓発的な著作だ」アダム・ゴプニク(ジャーナリスト)
「アイデアとインスピレーションの暴風雨」(ネイチャー評)
「不気味なまでの美しさ」(ニューヨークタイムズ評)
「自然の最も興味深い矛盾に、劇画のような魅力を与えている」(ヴォーグ評)

【著者紹介】

ローレン・レドニス (ローレン・レドニス)

ローレン・レドニスは『センチュリー・ガール─ジーグフェルト・フォリーズの最後のスター、ドリス・イートン・トラビスの人生100 年』(邦訳未刊、原題:Century Girl: 100 Years in the Life of Doris Eaton Travis Last Living Star of Ziegfelt Follies )と『放射能─キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響』( 国書刊行会、2013 年、原題: Radioactive: Marie & Pierre Curie, A Tale of Love and Fallout )の著者、全米図書賞の最終選考に残る。パーソンズ・デザイン・スクール(ニューヨーク)にて教鞭をとる。

徳永里砂 (トクナガリサ)

東京出身。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。著書に『イスラーム以前の諸宗教』(国書刊行会、2012年)、訳書にマーク・アラン・スタマティー『3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦』(同、2012)カレン・アームストロング『ムハンマド』(同、2016年)など。