ゲンシカセン

原始河川

阿寒摩周の大自然  

二日市壮/藤泰人 著

発売日 2019/01/25

判型 四六判   ISBN 978-4-336-06277-2

ページ数 176 頁   Cコード 0025

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

【内容紹介】

原始河川とは原始の姿をそのままに残す川のこと。釧路川源流部とその水源である屈斜路湖は3万年前の火山活動によって生まれた。神秘的な美しさと霧で知られる摩周湖、またマリモで知られる阿寒湖などを含めた周辺地域の魅力を紹介。圧倒的に美しい大自然を擁する大地が「北海道」と名付けられてから150年。日本の中で極めて特異な自然環境をもつ「道東」。屈斜路湖畔に移り住んだ元NHK記者、オホーツク海と太平洋北辺に接する「道東」の大自然を半世紀撮り続けた写真家。二人の案内人が写真と土地にまつわるエピソードで伝える。

【著者紹介】

二日市壮 (フツカイチソウ)

1936年西宮市生まれ。NHK記者として環境問題などを取材。定年後、名古屋大、中京大講師を経て韓国へ。KBS日本語放送中心に滞在12年。仁川大、韓国外大で日本語を教える。著書『原始河川(共著)』『明日を探る北海道農業』『韓国擁護論』(以上、国書刊行会)。『京浜工業地帯』(共著、泰流社)。ビデオ『東海レールウォチング』(NHK)。

藤泰人 (フジタイト)

1938年根室市生まれ。弟子屈町在住。写真家。1971年、『暮しの手帖』特集「雪と汽車と流氷と」でプロの写真家に転向。2003年NPO法人ましゅうの里代表 。2017年、弟子屈ロータリークラブ第7回「弟子屈賞」受賞。著書に写真集『カムイトー摩周湖』『オホーツク紀行』『KUSHIRO』など。