ファンゴッホノショウガイ

ファン・ゴッホの生涯  

スティーヴン・ネイフ/グレゴリー・ホワイト・スミス 著
松田和也 訳

発売日 2016/10/18

判型 A5判   ISBN 978-4-336-06046-4

ページ数 456 頁   Cコード 0071

定価 6,050円 (本体価格5,500円)

【内容紹介】

画壇を席捲した印象派から距離を置き、弟テオの元を離れ、画家の楽園を打ちたてるべく、ゴッホは南仏へと向う。アルルの〈黄色の家〉にゴーギャンを招き共同生活を始めるものの、それも長くは続かなかった。そして終焉の地オーヴェルへ――ゴッホの死は果たして自殺だったのか?

【著者紹介】

スティーヴン・ネイフ (スティーヴンネイフ)

1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。美術雑誌に執筆の傍ら、ナショナル・ギャラリー・オヴ・アートを含む数多くの美術館で講義、プリンストンで美術史を学び、ハーヴァード大学フォグ美術館で卒業制作を行なう。グレゴリー・ホワイト・スミスと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している。彼らの評伝『ジャクソン・ポロック――アメリカン・サーガ』は1991年にピューリッツァー賞を受賞、ナショナル・ブック・アワードのファイナリストとなった。また同書は2000年に映画化されアカデミー賞を受賞、主演はエド・ハリス、マーシャ・ゲイ・ハーデン。またジョン・アップダイクの小説『シーク・マイ・フェイス』にも霊感を与えた。ネイフとスミスは〈ニューヨーカー〉〈ニューヨーク・タイムズ〉〈USAトゥデイ〉〈ピーブル〉などで紹介され、〈60ミニッツ〉〈オプラ・ウィンフリー・ショー〉〈ラリー・キング・ライヴ〉〈チャーリー・ローズ・ショー〉〈トゥデイ〉等の番組に出演。サウス・カリフォルニア州エイケン在住。その地で2009年に設立に協力した〈ジュリアード・イン・エイケン・フェスティヴァル〉の主宰を務めている。

グレゴリー・ホワイト・スミス (グレゴリーホワイトスミス)

1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。コルビー・カレッジで英文学を専攻、ワトソン・フェロウとしてヨーロッパで中世およびルネサンス音楽を研究、ハーヴァード・グリークラブの副指揮者を務めながら、ハーヴァードで卒業制作を行なう。また、二つのTVシリーズを執筆、一つは人間の行動を扱うフィル・ドナヒューの番組、もう一つはアーチボルド・コックスの番組で最高裁と合衆国憲法に関するもの。スティーヴン・ネイフと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している。彼らの評伝『ジャクソン・ポロック――アメリカン・サーガ』は1991年にピューリッツァー賞を受賞、ナショナル・ブック・アワードのファイナリストとなった。また同書は2000年に映画化されアカデミー賞を受賞、主演はエド・ハリス、マーシャ・ゲイ・ハーデン。またジョン・アップダイクの小説『シーク・マイ・フェイス』にも霊感を与えた。ネイフとスミスは〈ニューヨーカー〉〈ニューヨーク・タイムズ〉〈USAトゥデイ〉〈ピーブル〉などで紹介され、〈60ミニッツ〉〈オプラ・ウィンフリー・ショー〉〈ラリー・キング・ライヴ〉〈チャーリー・ローズ・ショー〉〈トゥデイ〉等の番組に出演。サウス・カリフォルニア州エイケン在住。その地で2009年に設立に協力した〈ジュリアード・イン・エイケン・フェスティヴァル〉の主宰を務めている。

松田和也 (マツダカズヤ)

翻訳家。スティーブン・ネイフ他『ファン・ゴッホの生涯』、マグナス・ヘイスティングス『WHY DRAG?』(以上国書刊行会)、ジュリア・ブラックバーン『黒の画家 フランシスコ・ゴヤ』、W. W. Y. ウォング『ゴッホ・オンデマンド』(以上青土社)、バート・D. アーマン『書き換えられた聖書』(ちくま学芸文庫)等、翻訳書多数。