ヨシダショウイントチョウシュウゴケツ
吉田松陰と長州五傑
頭山満/伊藤痴遊/田中光顕 著
発売日 2015/07/22
判型 四六判 ISBN 978-4-336-05944-4
ページ数 240 頁 Cコード 0023
定価 1,980円 (本体価格1,800円)
【内容紹介】
伝説は語り継がれる。維新の土台を作ったにも拘らず、新しい時代を見ることがなかった、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作。討幕運動に奔走し、こぞって、功成り名を遂げ維新政府の中枢で大活躍した、伊藤博文、木戸孝允、井上馨。本書の語り部一番手、頭山満は本人自身が伝説の人である。その頭山が語る長州の英傑伝「英雄ヲ語ル」。明治、大正、昭和という激動の時代、裏面史の語り部として数々の伝説を作り出した伊藤痴遊の「怪傑伝」。高杉晋作とともに過ごし、陸援隊士として近江屋事件の現場にも馳せた、田中光顕の「維新風雲回顧録」。三者の描く長州英傑たちの活躍。活き活きとした語り。幕末日本の姿が鮮烈に蘇る。
【著者紹介】
頭山満 (トウヤマミツル)
一八五五─一九四四年。
明治から昭和にかけて活動した右翼・民族派の巨頭。玄洋社創立者。
伊藤痴遊 (イトウチユウ)
一八六七─一九三八年。
明治、大正、昭和最大の風刺家。ジャーナリスト、衆議院議員。
田中光顕 (タナカミツアキ)
一八四三─一九三九
土佐藩を脱藩し、高杉晋作、木戸孝允らと交流。後に陸援隊に入った。